ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2022/12/12 (月) やってみたかった六甲茶屋吞み


【 12.12 日録 】

歳をとるということは単純に活動量が減っていくということなので、24時間ベースだと

朝早くから動き始めたら、店をオープンしたら、日が沈むころにはシャッターを下さないといけない。

夜に出力が要る予定を入れてはならない。

この数年で絶対的な事実としてわかったことのひとつがこの出力減退、車でいうと排気量不足。

(いちいちなんかに喩えるのも必要あるのか?)

だから、やりたいな と軽めに思ってて、ときどき思い出したように ❗ と脳内をよぎる

簡単にできることなら、思いついた先からホイホイとやってしまおうと思った次第。

そのひとつが、六甲山にある茶屋で昼吞をすること

www.bepal.net

これって簡単にできるはずなのに、意外と出来ないままだった。

で、きょう酒友A部氏を誘い茶屋吞みを決行した。

 

阪神で三宮まで行く。

冬晴れ、車窓を通り過ぎる六甲の山肌があざやかな錦に染まっている。

実はまだ日記にアップしてないが先週火曜日(6日)にヒロと六甲再度山を歩いた。

そのとき以上に紅葉がビビッドだ。

師走も半ば、これも温暖化の影響なのか、例年と同じで気がつかなかっただけか。

天気もいいし、待ち合わせまで時間があるので新神戸まで歩く。

途中、北野坂あたりで高級そうな暖簾の小さな間口の店にすごい行列。

ランチタイムなのだろう。

覗くと牛丼がメインの店だった。

もう一軒行列が出来ていたのは「末松」という洋食屋。

ここのオムライスが美味しいらしく、以前から行きたいと思っていた店。

ひるどきはこの行列か…。

 

阪神三宮駅から地上に上がると見える山側(神戸的呼称)

北野坂の下、風見鶏の館が見えます。

新神戸駅の山の色づきも最終局面ですね。

新幹線の新神戸駅でA部氏と合流。

歩いて暑いのでパーカーに下に着こんでいたダウンを脱ぐ。

いつもの駅裏の登山道を登り、いったん茶屋をスルーして、布引貯水池まで歩く。

昼吞みするのにこれくらいは歩いておかねば…ね。

スリムなA部氏、元ワンゲル部経験あり。

もみじと雌滝 秋の和風映え

雄滝(おんたき)落差42メートル 先週も来ました。

滝好きのA部氏

ぷよねこセルフィー 布引の滝にて

賑わう滝上のおんたき茶屋 ここは一旦スルーして…

布引貯水池への道も風情があります。

しずかな晩秋の貯水池

復路に布引の滝のおんたき茶屋へ入る。

行きに通り過ぎたときはグループ客がいたが、すでに誰もいない貸し切り状態だった。

オープンエアのテラス席と迷うが、A部がセレクトしたのは屋内の窓際。

ストーブが入っていて暑いかなと思ったがすぐに身体も冷えてベストコンディションになる。

 

おんたき茶屋 どこか食堂車のような特等席です。

ラズウエルさんの「酒ほそ」もこの席でした。

瓶ビール、キリンかアサヒが選べるのは嬉しい。キリンを所望。

東京からのビジネスマンが立ち寄るの巻

僕は鍋うどん、具をつまみに呑めます。

ワンカップ大関 常温ですが十分冷えてました。熱燗も出来ます。

今日は顔出し多め ご容赦ください。

明治末期のおんたき茶屋 今と同じロケーションですが木々がなくワイルドです。

 

瓶ビール中を半分、ワンカップ大関一合 いい気分になって茶屋を辞す。

食べたのは、おでん盛り、すじこん、僕が鍋焼きうどん、A部氏が布引ラーメン。

ひとり2000円ほどでした。

 

帰路は転ばないように滝道ではなく、別ルートをとる。

赤煉瓦の橋まで下り、新神戸行きまでに「北野異人館へ」と道標があった。

このまま来たルートを戻るのも芸がない。

天気はいい。

暑くもなく、寒くもない。

異人館まで行きましょう。

そのまま山をトラバースする水平道だろうとタカをくくり歩き出す。

ところが!

 

北野異人館までは水平道の思惑が外れて…

ゴンドラの真下を通過しました。

新神戸駅から1.10キロですが、異人館街までしっかり山道でした。

風見鶏の館前、久しぶり過ぎて記憶にないほど。

どこか南欧風な街並

カスバの迷路にたたずむA部氏

 

何年ぶりかわからないほど久々の北野異人館街を経て。北野坂を下る。

途中のリカーショップでA部氏が激安のチリワイン(500円)を買う。

さて、予定していた浜福鶴の吟醸工房へ行こう。

何時までオープンしているか確認したら…月曜日は定休日だった。

じゃあ、御影あたりで吞みますか。

 

阪神御影駅前の「美よ志」です。奥はカウンター、手前は角打ちスペース。

真っ先に鯖のいしる焼を注文、酒は広島竹原の「誠鏡」たっぷり一合以上ありそう。

ビール中瓶をシェア、僕は日本酒、A部氏は赤ワイン。

A部氏はなぜかピザを注文。

小がなくて大、大でも直径20センチくらいでした。

 

A部氏がオーダーした赤ワインミニボトル240ml

御影の蔵 白鶴から出してるスペインワインでした。

www.hakutsuru.co.jp

茶屋で鍋焼きうどんを食べてるので軽めに めざし で〆る。

 

本日の飲酒量は…

おんたき茶屋)KIRINビール中瓶半分、ワンカップ一合

御影 美よ志)サッポロ赤星中瓶半分、誠鏡一合、A部氏よりもらった赤ワイン100ml

2軒のインターバルに50分ほどのウォーキングあり。

これで十分、気分良く酔えます。

酒量はかなり減りましたが、これだけ楽しめたらいい。

帰宅後、寝る前にしっかりストレッチをした。