ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2019/11/22 Fri. 灘 酒蔵めぐり 魚崎郷〜御影郷

午後からヒロは伊丹に免許の更新へ行く。

午後2時半にA部氏と阪神御影駅で待ち合わせ。

寺島クンにお歳暮を買う という口実で酒蔵巡りをする。

f:id:shioshiohida:20191122154307j:plain

国道43号線のトンネルをくぐると魚崎郷です。

f:id:shioshiohida:20191122154457j:plain

ここには浜福鶴、櫻正宗、剣菱、菊正宗の蔵がある。

f:id:shioshiohida:20191122155101j:plain

「空蔵(くぞう)」の幟がはためく蔵は浜福鶴、小山本家です。

f:id:shioshiohida:20191122155118j:plain

ここ数年、年イチでここに来てます。A部さんのトートには空瓶が…。

 

 

浜福鶴吟醸工房で、絞りたて生、六號、七號、「柚子日和」というリキュールを試飲。

米治さんが薦めるままに試飲三昧。

意外とゆず絞り酒がいける。

甘くなく柚子の果肉がたっぷりで食前酒に最高、自宅用に一本と六號の小瓶を買う。

静岡の寺島くんへのお歳暮用に六號四合瓶とゆず酒をクール便で送る。

株式会社 小山本家酒造 灘浜福鶴蔵|商品紹介

f:id:shioshiohida:20191122163449j:plain

A部氏はローソンで仕入れた缶ビール。

f:id:shioshiohida:20191122165058j:plain

僕は仕込六號の300m瓶

今にも降りそうな空の下、住吉川沿いのベンチで缶ビールと六號を吞む。

灘五郷のうち、魚崎郷から御影郷へと歩く。

まさに灘の酒蔵の心臓部。

菊正宗、剣菱、白鶴、仙介と日本酒工場が並ぶ。

 

f:id:shioshiohida:20191122170258j:plain

観光バスが到着後。菊正宗はもう4時で公開終了。

f:id:shioshiohida:20191122171319j:plain

御影郷の盟主 白鶴 は工場です。

f:id:shioshiohida:20191122171601j:plain

嘉納治五郎の生誕地はここだったのか!

こんな石碑を見つける。

そうだったのか。

嘉納治五郎のVTRを作りかけたことがあったけどもう忘れていた。

警備員さんに聞いてみたら、菊正宗は嘉納家の酒蔵らしい。

wikiで調べてみた。

 

灘五郷の一つである御影郷に本拠を構える大手の一角。「キクマサ」の愛称でも知られる。

創業は万治2年(1659年)と古く、業界の大手として清酒業界をリードしてきた。

2009年に創業350年を迎えた老舗メーカーの一つである。

古くは後醍醐天皇に、澤乃井より汲んだ水で酒を造り献上したといわれており、

その時天皇より嘉納の名を賜ったとされている。

創業御影の名門、嘉納家の本家(本嘉納家)にあたり、

一門からは、同じ御影郷にある日本最大手の酒造メーカーである白鶴酒造の嘉納家(白嘉納家)や、

講道館を創設し柔道を創始した嘉納治五郎の嘉納家(浜東嘉納家)、

日本ボクシングの源流の一つである、神戸ジムの創始者の嘉納健治(浜嘉納家)を出した。

 

そうだったのか。

いくつになっても発見はありますね。

f:id:shioshiohida:20191122171629j:plain

f:id:shioshiohida:20191122171759j:plain

 

小雨が降り出す4時半ころ、御影郷の西の端、福寿の酒心館に到着。

阿部さんが通い瓶に純米酒を詰めてもらう。

f:id:shioshiohida:20191122173234j:plain

f:id:shioshiohida:20191122173309j:plain

f:id:shioshiohida:20191122173509j:plain

f:id:shioshiohida:20191122174912j:plain

A部さんは購入した2本の四合瓶が背負えるように酒樽の中でパッキング

 

石屋川駅まで歩き御影へと展開する。

立ち吞み「ライオン堂」、恐るべきコスパのワンコイン晩酌セット。

生ビール、仙介、奄美ロックで出来上がる。

f:id:shioshiohida:20191122193823j:plain

何年ぶりだろうか、かつてカツ煮(280円)を食べてその量に驚いた。今もその値段です。

f:id:shioshiohida:20191122181853j:plain

ワンコインのサービスセットはサッポロ生、鰹のたたき2切れ、ヤングコーンとししゃもの串カツ。

f:id:shioshiohida:20191122183043j:plain

仙介と韓国海苔つき雲丹380円

f:id:shioshiohida:20191122190822j:plain

3杯目は黒糖焼酎「奄美」ロック、グラスになみなみと。

f:id:shioshiohida:20191122191039j:plain

カツ煮と迷いつつA部さん推しのカレー380円、コッペパンつき。ルーが旨い。

 

もう一軒、駅の南の角打ち「美よ志」へ。

入り口が2つある。

出てきたばかりのご機嫌のおじさんが、

「こっちは禁煙、あっちは喫煙。食べるもんもおいしいで」

ありがとうございます。

f:id:shioshiohida:20191122210139j:plain

御影駅南、徒歩15秒です。

f:id:shioshiohida:20191122210152j:plain

解禁したばかりとか…。

 

解禁したばかりのボジョレヌーヴォーを吞む。

冷蔵庫にベルギービールや地酒が詰まっている。

この店も素晴らしいコスパと名居心地。

神戸の酒場ライター芝田さんも訪れてます。

20杯目「美よ志」 | 神戸 角打ち巡礼

f:id:shioshiohida:20191123114032j:plain

「神戸 角打ち巡礼」より

f:id:shioshiohida:20191122203247j:plain

灘の酒蔵巡りからの客も多いそうで。

f:id:shioshiohida:20191122195741j:plain

ヌーヴォーをグラスで、とA部氏がミニピザ(200円)を注文、旨い1

このあと、おばちゃんがピザを四分割にしてくれる。

ここは15時から20時まで。

ライオン堂、美よ志、それと市場にこんな店もあるみたいです。

阪神 御影駅 旨水館 立呑み処 銀狐 | 阪神御影 御影駅

 

f:id:shioshiohida:20191122202119j:plain

灘の酒蔵めぐりのあとにリピートできます。

f:id:shioshiohida:20191122203104j:plain

ライオン堂でカレー、美よ志でピザ、そして焼きそば(280円)の三段締め。

 

「ライオン堂」と「美よ志」はメニューの自分好みのメニューの豊富さと価格が素晴らしい。

この店の2階にバーがあるらしい。

バル タルタルーガ - 御影(阪神)/バー [食べログ]

同じ酒屋の経営する立ち吞みが六甲道にもある。

「ちびちび」は閉店してしまったけどこういう店があるのか。

粋酔 (阪急六甲 粋酔(すいすい)) - 六甲/バー・お酒(その他) [食べログ]

酒蔵2つ、立ち吞み2つで出来上がり8時前に帰路につく。

帰宅後、ソファで2時間ほど眠る。