ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2021/12/23 Thu. 早く起きた木曜日に、遅く起きた日曜日の本を買う。

木曜日の朝はパン食が多い。

こんなメニュー、これにヨーグルトとフルーツ足したら昔ながらのペンションで出てきそう。

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スープは鳥取から送られてきた蕪で「もものすけ」と言う。

 

今日のぷよねこ日記は……例によって写真ベースです。

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大阪城公園の河畔に咲いていた八重の梅(?)だろうか。

 

京橋の紀伊國屋で読みたかった本をメルペイのポイントで購入。

近鉄特急ひのとりの車内で聞いていたラジオクラウドで知った本。

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帯の平松洋子さんのコメントがいい。

スズキナオ「遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ」

大阪在住のライター スズキナオさんの最新作、このタイトルだけでなんだか泣ける。

遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ 

…という現代詩のようなフレーズにこころのやわらかい部分が刺激される。

「夜中に台所でぼくははきみに話かけたかった」的な。

「夜空はいつも最高密度の青色だ」的な。

これは詩だ。

自分でも、その理由はわからないけど、これは感覚的なもの。

読んでからその謎を解き明かせたらいいなと思う。(たぶん無理かな)

前々作「深夜高速バスに100回乗ってわかったこと」前作「酒ともやしと横になるわたし」

2冊とも読んだ。

泣かなかったけど、スズキナオ氏が綴る言葉と風景を心にしみこませながら読んだ。

酒のホロ酔いみたいな感覚だろうか。

レビューもなかなかうまく書けないので何も書いていない。

 

昼はインディアンカレーと迷いに迷ってかどや食堂の煮干し塩ラーメン、小ライス付き。

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ライスをレンゲですくってスープにひたして食べる。旨い。

 

西宮駅から魚崎の浜福鶴吟醸工房まで通勤自転車で走る。

43号線沿いに走ると何度も赤信号に止められた。

それに結構遠い。

阪神の駅にして西宮、香櫨園、打出、芦屋、深江、青木、魚崎と6駅もある。

測ったら距離にして10キロ近くあった。

何とか営業時間に間に合って、お歳暮、自宅用の酒などを買いだし。

帰りに濱田屋酒店で独酌。

部室のような小部屋でちょっと高めの日本酒を2種類飲む。

同じ部室に3人組、女性二人は看護師で男性一人は医者か検査技師だろうか。

この店は初めてらしく戸惑いながら注文していた。

僕は3度目か4度目で優越感にひたり、隣でドヤ顔で飲む。(笑)

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前回来た時は老人の団体飲み会でめちゃ混みでしたが…きょうは居心地良し。

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一杯目は赤石たれくちのうす濁り、二杯目は浜福鶴の純米大吟醸と贅沢に。

 

カニかまを買ってきて、というヒロの指令がありマンダイに寄る。

ついでに評判がいいという菊正宗のギンパック900ml(普通酒)も購入。

パック酒の常識を覆す味わい、安くて普段飲みにいいという。

誰も飲んだことのない驚きを、誰もが毎日飲めるように──パック酒に革命を起こした「菊正宗 しぼりたて ギンパック」 | 日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」

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軽い飲み口 刺身とかおでんとかに合わせるのはもっと日本酒っぽい方がいいかな

 

6冠受賞というのは、灘の大手酒蔵なのでかなり力技では?という気もするが…。

一杯だけ飲んでみた。

フルーティーな香りがあり、口当たりやわらか。

すごく飲みやすい日本酒でした。

僕にはちょっと軽すぎるかな。

冷やして飲むといいかもしれない。

 

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夕餉には手巻き寿司が待っていました。カニかまはこれなのか。