ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2021/12/22 Wed. 冬至 寝待ち月

きょうは冬至。

季節の底っていう感覚がある。

昼(日照時間)の折れ線グラフがここで最低になって、ここから上昇する。

今までそんな感覚になったことがなかったけど、これもトシのせいかな?

日本という国も、自分自身も、右肩あがりの世界が途絶えて久しい。

今日から一目盛りずつ明るくなっていく。

そう思うとほのかに嬉しい。

 

朝ごはんは冬至仕様。

ヒロはこういうことをちゃんとしてるよなあ、といつも感心する。

有り難い。

冬至に南瓜を食べる。

青春18きっぷの一泊旅行で疲れてるのでしじみの味噌汁やゴマ豆腐も嬉しい。

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五目中華おこわ、しじみの味噌汁、南瓜煮、葱玉、ごま豆腐

 

午後イチでニュース斑会、続いて編集チェック、WEB原稿アップの作業。

5時にアップして谷町4丁目のマルキン酒場へ向かいセルジオと合流する。

この夏にがんの疑いで肺の20%(本人談)を切除した。

セルフの立ち吞み、ここで飲むのは半年ぶりになる。

5時半過ぎに入った立ち吞みマルキン酒場に前に来たのはいつだったか。

その時はコロナの感染者がじわじわと増えている頃だったかガランと空いていた。

今日は6時過ぎるとどんどん会社員や公務員(官庁街なので)のグループが入ってくる。

マルキンは家族経営、小学生のじゃりんこチエちゃん(勝手にそう呼ぶ)も忙しそう。

瓶ビール、カップ酒、自分で燗する熱燗、赤いたこさんウインナーがあった!

この酒場の2階は着座出来て、炭火で焼く焼鳥が出来る。

予約を入れておく。

勘定は二人で3300円。

たこさんウインナーは売り切れて、小盛の焼きめしが並んでいた。

2軒目に木下酒店へ行く。

店主とJスポラグビー解説陣の話。

ことしも来店されるのでしょうか、とビア樽に坐って缶チューハイを飲む。

 

天神橋筋を歩いて北上。

東の空に寝待ち月が浮かんでいた。

真夜中に天頂に昇る。

月見は寝て待て、ということか。

あるいは待ってるうちに寝入ってしまうということか。

こんな風流な月の呼び方は異国にもあるのだろうか。

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夜の天神橋、月齢17.3 寝待ち月が東の空に浮かぶ。