2020/02/17 Mon. 尼崎城へ行ってみた。

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ここ数日はほぼほぼ家にこもっていた。

きのうは雨で、少し買いものに出たくらい。

おとといの誕生日も、その前も、電車に乗って梅田や三宮に出たりせず自宅メインの日々。

御年六十三になってそろそろ人生の整理をしなきゃと思いつつ、先送りにしてきた。

飛び込みの東京出張から帰ってからはそれに着手した一週間だった。

体力のある元気なうちにやっておこう。(体力は必要、脳も筋肉も)

 

身の回りの澱(おり)のようなものを取り除いてスッキリしておきたい。

心境的には五十代でも出来たし、やっておけば気持ちよく六十代をスタート出来たはずだが、

心境的には出来ても、実感としてまだ切羽つまってないせいで中途半端になってしまった。

身の回りは2割か3割ほど減量できたに過ぎなかった。

それくらいではメンタルの自由空間が生まれず、さらに時が経てばモノは増えて元の木阿弥。

 

で、手をつけたこの作業だが、予想に反して楽しい。

シンドイけど楽しい。

まだ写真の処分、整理と旅の記録(ログ)一覧を作っただけだが、やっておくべきだと痛感した。

この作業の中でいろんな思い出の欠片が表出し、人生の全貌のようなものを俯瞰してしまう。

自分の人生がつまらない人生だったなと感じたとしても、今やっておくべきだと思えた。

 

じじいの後片付けですね。

今日、尼崎駅のブックファーストで久々に「本の雑誌」を立ち読みしてたら、

沢野ひとしがそんなタイトルの本を5月に出すらしい。

 

人生は旅だと言われる。

まだ旅を続ける気持ちがあるのなら荷物を軽くしたい。

それは質量の問題ではない。

もし僕が富裕層で本や衣類や思い出の品々を収めておく書庫や倉庫があったとしても同じだ。

 

きょうは旅ログの続きをする。

“思い出検索” に夢中になって、晴れているのに走るのをサボってしまった。

午後遅くなって、気分転換に外出する。

さて、どこへ行こう。

新型コロナウイルス禍で用もないのに梅田や三宮に出るのもね。

東京マラソンの一般ランナーのレースも中止に追いこまれた。

参加料の返金はないらしい。

従順でおとなしい日本人。

使い道の情報開示はして欲しいなと思う。

いや、僕はエントリーしてませんが。(笑)

そのニュースで知ったのだけど参加料16200円だって?

そういえば、去年の須賀川ハーフも台風で中止になった。

参加料は返金されなかったが、これについては見舞金として使ってくださいと思う他なかった。

 

そうだ、尼崎城を見に行こう!

いつもホームから見えている出来たての天守を間近で見よう。

阪神電車で190円の尼崎へ行く。

北風が強く吹いているが空は真っ青だ。

駅の南側がなんだかモダンになっていた。

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尼崎駅のホームからいつも見えている。

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こっちも気になる。

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いつもは行かない駅の南口、モダンな雰囲気になっている。

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老舗っぽい和菓子屋があり、城下町ムードが…

 

左門度川を渡ると石垣がある。

この石垣も出来てさらっぴんである。

現代も石垣を積む人がいるんだな。

建築家のル・コルビジェに「伽藍が白かったとき」という著作があるが、

まさに今が「天守が白かったとき」である。

でも、姫路城も平成の大修理で真っ白になった。

 

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あえて自分の影を入れこむ。

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ここが大手門にあたる玄関口かな?

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堂々の天守、下が唐風の破風、上が切妻式の破風、空がチベットのように青い。

 

青空、夕景の演出もあって美しい。

月曜日で天守の内部は入れなかったが別に問題はない。

尼崎城の城主は戸田氏鉄(うじかね)という三河出身の武将。

三河から出て、滋賀県の膳所に行かされ、家康からここ尼崎へ転封された。

江戸初期の尼崎藩は神戸までを領地に持つ大きな藩だったそう。

戸田氏鉄はその後、大垣城へ移される。

宮仕えですな。

三河出身(豊橋)、膳所、尼崎、大垣、となんだか親近感が沸く。

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タワーマンションと令和生まれの天守

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天守再建の費用を出したのはミドリ電化の創業者だとのこと。

10億円、それでも足りず5億円を追加したとか。


城の隣には僕の大好物の赤煉瓦建築がある。

阪神電車の発電所として利用されていた建物でいまは倉庫になっている。

以前にここで工場萌えの写真展があったときに来たことがある。

100年前の赤煉瓦建築はまっさらな若僧の天守より風格がある。

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きょうはちょっと吞みに行きたいな。

2月は姫路と東京出張以外で外呑みはしてない。

東京でもホテルで吞んだので外では豊洲の鮨屋で吞んだだけで姫路吞みと合わせて実質2日。

外呑み予算を月15000円以内と決めた。

ここまで半月で8556円、尼崎で激安独酌しよ。