前日の日記にこんなことを書いた。
「メモ:日記の記述がおろそかになると生活が乱れて健康を損なう」
2018年、4年前の9月に血糖値が急上昇したときを思い出してみた。
8月あたりからずっと写真のみアップする日が続いていた。
もちろん健康を損なうのは、それまでの食事や運動やストレスの複合的な要因だけど、
目立った兆候はこの日記に文章を書くということを怠るという現象に表れる。
写真のみの日記が続いていた頃、ダイエットもしてないのに体重が減っていった。
恐ろしい!
日記に文章を書くということは、日常を点検整備することだ。
たとえ多少、更新が滞っても遡って書くことには意味がある。
生きるために。
日記を書くことに意味がある と知ればその時間は大切に思える。
では、遡って埋めていこう。
旅を書くには多少なりともエネルギーが必要で、やらなければいけない作業もあり、
そのために流れをせき止めていては日記に動脈硬化が生じてしまう。
日々更新、新陳代謝を怠らないように、あえて写真とキャプションのみアップしよう。
ある意味で政治判断。(笑)
福井の陸上観戦にかこつけて2泊3日。
福井という街は学生時代は金沢と実家を結ぶ途上にあり、通過するだけの街だった。
ひっそりと薄暗い県庁所在地という印象しかなかった。
冬は雪に埋もれ、足もとが悪い。(富山も、敦賀も同じ)
今の年齢になって実は面白い街だったんだと再発見する。
でも、あのころのひっそりと薄暗い北陸の街というイメージも愛おしい。
雪明かりの街をさみしく歩いたことが懐かしい。

青春18きっぷ 米原行き快速(新快速ではない)で米原までゆっくりと。

朝ごはん いかめしとゆで卵 駅弁ではありません。

朗報届く!宇田秀生選手 パラリンピック銀メダル!

10:20 敦賀駅到着、晴れていたのに…

11:46 福井駅に着いたときは曇天 福井城のお堀端にあるホテルに荷物を預ける。

お気に入りのホテルとブロンプトン

福井でソースカツ丼といえば…ここです。食べたことはないですが。

ヨーロッパ軒の向かいにあるのは秋吉本店。学生時代にコンパの二次会は秋吉でした。

アルコールの提供がある!なんと7時まで飲めるのだ。(笑)

2年前、タクシーの運ちゃんにソースカツ丼ならここがいいと紹介された。

福井市内の北、郊外にある「ふくしん」さん

カツ丼の小800円 ソース味のカツが2枚のっている。味噌汁は麹味噌、北陸だなあ。

丸岡城への道、九頭竜川を渡るあたりで雨になる。

最初はミスト、しだいに本降りになる。丸岡城下でようやく止む。

城の周りを一周して公園広場に駐輪しておく。

お、酒屋があるじゃないか。「黒龍 秋あがり」300mlを購入す。

趣がある天守への道を登っていく

かつては国宝だった丸岡城だが福井地震で倒壊、いまは重文に格下げ。

これが倒壊した写真(天守内に展示してあった)

雨に濡れた丸岡城への道

セルフィーで一枚 ピントは手すりに合っている。

城山から東の山々を見る。

黒龍は福井永平寺町の地酒です。

丸岡城天守が見えてきた。

現存十二天守のひとつ。
現存12天守というのは…北から
弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城、備中松山城、丸亀城、
松山城、宇和島城、高知城 だそうで、12城すべて外からは見た。
でも、ちゃんと天守まで登った記憶があるのは…
犬山城、彦根城、姫路城、そしてこの丸岡城の4つしかない。

マスクが鬱陶しい。

「一筆啓上 火の用心 おせん泣かすな 馬肥やせ」の石碑がある。

野面づみの石垣が無骨でいい。

現存天守はどこも屋根裏部屋へ上がるような急階段

天守を独占した。

日本海側を望む。このまま雨は上がりそう。

丸岡城と丸岡駅は4キロほど離れている。

一旦、ホテルへチェックインしてiPhoneを充電する。福井城の堀を望む部屋。

スタジアムへ行く前に腹ごしらえ、老舗の蕎麦屋「見吉屋本店」
蕎麦屋で二人連れが瓶ビールを飲んでいた。
コロナ禍では新鮮な絵図。
なんか不自由な東側から自由な西側諸国へ来たみたいな感覚。
あとから来た客はおろしそばに揚げ餅を数個プラスしていた。

おろし蕎麦一択です。

このおろし汁をぶっかけます。

ブロンプトンで20分ほどで9.98スタジアムに到着。

2019年に続いて2回目のスタジアムです。

2500円のシート 保冷ボトルに冷えた日本酒が満タン。

2500円のシートから見たフィニッシュライン

ハードルが等間隔にあるだけで幾何学的に美しいと感じる

女子100mは関西の大学生がワンツーフィニッシュ

さあて、ブロンプトンで帰りましょう

30分もかからず福井城に到着、コンビニ経由でホテルへ帰る。