ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2022/09/18 (日) 台風前日の日曜日のできごと

自家製叉焼です。脂身少なく旨い。脂身あるのも旨いのは知っているが。

卵かけご飯と同じ味の卵かけそうめん

 

【 09/18 日録 】

台風14号が九州に上陸、鉄道、航空機、船舶、観光産業は大打撃だ。関西はあす19日、敬老の日が山場らしい。仕事のキリがついていて幸いでした。怪しげな空だが今日はもちそう。昼前にプールへ行き、帰りにマンダイスーパーで買いものを頼まれる。スーパーは家族連れで混み、台風に備えて大量に買いこむのでレジに時間がかかる。こっちは牛乳ワンパックと特売の鶏もも肉だけなのに。昼ごはんのおかずに焼き魚で出る。鮭でもなく、鰤でもない、初めて見る焼き色でちょっと気持ち悪い。「食べたらわかる」とヒロが言うので食べたら味は鰤だった。もしかして「これ、ハマチ?」というと当たりだった。味は悪くない。

 

別投稿で書いたが午後はiPad Airのアップルペンシルでいろいろ試してみる。時間はあっという間に過ぎる。amazonプライムのオリジナルドラマ「モア・ザン・ワーズ」の一話だけ観る。藤野涼子がバリバリの関西弁で京都の女子高生を演じる。20歳を過ぎてると思うのだが(元ヤン)女子高生役に全く違和感がない。しかも彼女は神奈川出身なのに関西弁に違和感がない。「ソロモンの偽証」とNHKで河野裕子を演じたドラマを観たが、今回のこの女子高生役が一番ハマっている。生意気で可愛い。4時過ぎに間食が出る。自宅にこもっていると至れり尽くせり?だ。卵焼きをのせたトースト半分とノンアルコールビールのクラウスターラー。ノンアルコールなのに眠くなる。夜は阪神ヤクルトを観ながら卵そうめんと自家製の叉焼。食後に課題映画(後述します)「アスファルト」を観る。オフビートのユーモアがパトリス・ルコントやカウリスマキを彷彿とさせる。読後感のいい映画だった。

 

マサオの消息がわかる。昨日、留守電が入ってたのだが、通信状態が悪いのと本人の呂律が回っていないのとで理解不能だった。セルジオが直接話をしたみたいで徐々に様子が明らかになる。

・兵庫医大病院に入院中であること ただし本人はどこにいるのか正確にわかっていない。

・妄想があるとのこと

LINEが既読になっても返信がないのは、自分でタイピング出来ないのだと察する。

セルジオが看護師に見せろと以下のラインメールを送った。

自分でLINEに書き込めないなら、看護師さんにお願いしてください。

【質問事項】
◎正確な病院名
◎病室番号
◎必要とするモノ
◎連絡してほしいこと
◎その他何かあれば!

この画面を看護師さんに見せて、要望を返信してもらってください。

 

その後、明らかになったこと。

・7月末に仕事先で倒れて緊急搬送された。

・脳こうそくだった。

・左脳の血管に血せんがあった。

・手術はしなかった。

・言語障害と半身マヒと妄想。

・入院先は兵庫医大リハビリセンター。

・今後、長期間リハビリが必要。

 

いろいろなことを思いだし、いろいろなことを推測する。

彼は四十代から大量の降圧剤とか肝臓の薬とかを飲んでいたこと。 

五十代で肝臓の疾患で入院して1年ほど酒を断っていたこと。

その後、酒も煙草もやめてなかったこと。

生活基盤が安定しなかったこと。

六十近くになって警備員の仕事をしていたこと。

ことし1月に届いたLINEに「気丈にふるまってますが、内実はヘトヘトです。部屋に帰り着いても1時間ぐらい何もする気が起きないのです。更にここ数日は不眠症気味です。やばい!」とあったこと。

2月に旅の土産を渡したときに「足がむくんで痛い」と話していたこと。

ことし3月に、肝臓の数値が高く、即入院となったこと。

病気は肝臓ではなく、肝臓だけでなく(本人いわく)心筋こうそくだったこと。

そのとき過労と私生活の悩みが重なったせいだろうと思ったこと。

5月に志摩へ行ったときは「心不全」だったと言ったこと。

そのとき動きが極端に遅くなって、宿の階段を上がるのに時間がかかったこと。

行き帰りはひとりだったが、何度も電車を乗り間違えて迷子になっていたこと。

思えば…すでに脳障害があったのかもしれない。

彼は…まだ62歳なのだが。

 

iPad Airで新聞記事をスキャンして手書きメモを記す。これがやりたかった。(笑)

映画「アスファルト」フランスの団地を舞台にした3つの出会いのオムニバス。