走りながら聴いているラジオクラウド、きょうは推薦本の話。
翻訳家でエッセイストで、僕も大ファン(エッセイの)である岸本佐知子さんが
「偶然の聖地」宮内祐介が滅法おもしろいと熱く語っていた。
この小説の世界観は “ 現実の世界はいい加減なプログラマーが作ったバグだらけの世界 ”
世界各地で起きている紛争や、感染症や、環境問題も膨大なバグのひとつなのだ。
バグだから起きるべく大した理由はない。
そう考えると納得いく。
ときに第二次世界大戦のような致命傷にもなりそうなバグも起こる。
いまの日本の政治状況は、と考える。
この程度のバグは自然修正するはず、と思いこんでいたらとんでもないことになっていた。
こつこつプログラムを更新しても間に合わないフェイズになってしまった。
特に当番勤務があるわけでもないが明日から岡山へ行くので出社する。
駅伝の素材のダウンロード、SSDの返却、10月の勤務報告の記入、WEB校正 などなど。
8時前、9月中に4度も行った天満のつくもうどんでカレーうどんでも食べて帰ろう。
と思った行くとすでに「準備中」の札がかかり終わっていた。
なんとなく流れで大安で立つ。
熱燗と鉄火巻きのみ。
これで1000円、安くはないね。
少なくとも大安価格には思えない。
コロナ禍もあったのだろうけど、店に以前の活気がない。
雇われマスターが更新されたというせいもあるのだろうか。
料理の価格も全体的に上がっている。
これも世界のバグにひとつだろうか。
もうしばらく来るのはやめようと思った。
洛二神で煮干しラーメンを食べて帰宅。
あまり塩分を取り過ぎると体内バグが起こるぞ。
いや、これは因果関係がはっきりしている。
バグではない。
修正可能な案件。
祝日で、天気がいいと釣り人もヨットも多い。
おそらく潮風のせいだろう。