2021/02/08 Mon. この二十年のクロニクル

今の自分には パソコン(iMac)に向かってする作業 と それ以外の作業 の二つがある。

日常は iMac作業じゃない作業 の二者択一。

パソコン作業の合間(インターバル)に じゃない作業 を入れると具合がいい。

特に手足を動かす単純作業(体操)はリフレッシュ出来る。

たとえば珈琲豆を挽く、たとえばデスクを拭き掃除する、たとえばストレッチ、ラジオ体操。

一人暮らしなら炊事、洗濯、もあるけど幸いにもヒロにお任せ状態。

いま30daysチャレンジしてるプランクもいいかな。(インターバルとしては時間が短いけど)

TO-DOリストやその日のスケジュールはホワイトボードに手書きしている。

iMacで出来るのだけれど、あえて手書き。

これが じゃない作業 としてたいそう具合がいい。

最近はギター弾く。イラストを描く。なんてのも視野に入れている。

ギターはナイロン弦の小ぶりのがいいな。

音がやわらかくて、指が痛くない。

さっそくamazonで探す。

あ、これはiMac作業。

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左がTO-DOリスト、右の大きめのが当日のスケジュール

 

朝、走る。

ちょっと冷えこむ。

灰色の冬の空、走りながらラジオクラウドを聴く。

眼鏡堂の「まとめてスポーツ」、宇多丸の「あとロク」の映画&ブックレビュー、

「花束みたいな恋をした」や岸本佐知子「死ぬまでに行きたい海」の話を楽しむ。

 

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灰色の冬空も悪くない 誰もいない海。

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誰もいない突堤 風の音しか聞こえない。

 

午後から大阪へ出る。

緊急事態宣言は解除されず、暫定で一ヶ月延長された。

大阪の感染者は7日連続で300人を下回った。

兵庫県や京都府はずっと2ケタ。

去年の春は100人超えたら驚いてたのに東京みたいに数千人となると数字に麻痺してしまう。

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進撃のぴちょんくん by ダイキン

 

ことしに入って切れてしまった定期券を一ヶ月ぶりに買う。

緊急事態宣言が出たので週3日、多くて4日の出勤。

定期は微妙だが大阪や北新地、尼崎で途中下車しやすいので3ヶ月定期を買った。

5月7日まで。

それまでに雇用が続けばいいなと願いをこめて。

あ、余命三ヶ月だった。(笑)

 

尼崎で途中下車。

「ヤクザと家族」@MOVIXあまがさき

16時50分からの上映、3回上映の最後の回。

いま普通の勤め人は平日に映画が観られないな。

逆に土日が密になるのでは? なことはないか。

MOVIXあまがさきは大きなスクリーンでの上映で20人弱でした。

 

「新聞記者」が日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた藤井道人監督が、時代の中で排除されていくヤクザたちの姿を3つの時代の価値観で描いていくオリジナル作品。これが初共演となる綾野剛と舘ひろしが、父子の契りを結んだヤクザ役を演じた。1999 年、父親を覚せい剤で失った山本賢治は、柴咲組組長・柴崎博の危機を救う。その日暮らしの生活を送り、自暴自棄になっていた山本に柴崎は手を差し伸べ、2人は父子の契りを結ぶ。2005 年、短気ながら一本気な性格の山本は、ヤクザの世界で男を上げ、さまざまな出会いと別れの中で、自分の「家族」「ファミリー」を守るためにある決断をする。2019年、14年の出所を終えた山本が直面したのは、暴対法の影響でかつての隆盛の影もなくなった柴咲組の姿だった。

2021年製作/136分/PG12/日本
配給:スターサンズ、 KADOKAWA

 

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いい映画でした。

☆で言えば4つ。(5つが満点ね)

ことし4本目の映画、ここまで外れはない。

(強いて言えば「新感染半島」ですが☆3つ半かな)

1999-2005-2019  3つの時代の年代記(クロニクル)という構成。

自分史ならどこに大きな溝(ギャップ)があるのだろうと考えながら観ていた。

大昔の話ではなく、自分も生きてきた二十年くらいの物語。

最初の1999年なんてついこの前みたいな気がする。

 

テーマは全然違うけど「怒り」とか「悪人」と同種の切なさでした。

名作 慟哭映画の系譜ですね。

舘ひろしのヤクザの親分、その親父っぷりがいい。

最初、いかにも、な舘ひろしでいいのかなって思ったけど杞憂でした。

市原隼人もいかにもってキャストだったけどいい感じ出してた。

この藤井監督、演出いいのかも。

ひさびさにオノマチ(尾野真千子)のハマリ役 幸薄い女。

綾野剛が尾野真千子に「あんた学生か?ふけてんな」にはクスリと笑った。

本編前の流れた「すばらしき世界」の予告編に 北村有起哉がが市役所の役人で

主人公に「反社の方は例外なく生活保護は下りませんから」と言うセリフがあった。

本編見たらヤクザの強面若頭、あれ? 混乱しました。(笑)

個人的にうるっときたのは暴対法以後、老いた幹部たちが海で密漁するシーン。

切ないのに本人たちが何故か楽しそうなのが余計に沁みた。

 
この映画をオススメしてくれたHとLINEで感想戦。

話は藤井監督から西川美和監督に飛ぶ。

役所広司主演の「すばらしき世界」が楽しみ。

先日、西川監督が「あさイチ」に生出演してた。

彼女のエッセイの新刊が出てることを知る。

この人の文章は師匠の是枝さんより面白いので既刊の2冊とも読んでいる。

 

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西川監督、話し方も含めてけっこうタイプでした。

 

 「ヤクザと家族」の感想でした。(笑)

エンディングに流れたこの曲、曲がすごくいいとは思わなかったけど、

このプロモ動画が秀逸、走馬灯のようにクロニクルがフラッシュバックします。

動画にある葬送のシーン、本編にはありません。

 

    

このポスターのビジュアルだとこの人たちが家族みたいですが、血の繋がった家族

というわけではありません。

「父も母もいないけれど、私には〈家族〉がいました」

このコピー通りの映画でした。

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コピー通りの映画です。

 

見終わるとまもなく8時、そそくさとフードコートで長崎ちゃんぽんミニをかきこむ。

ワンコイン以内、ほぼ社食か学食みたいな値段でした。