ことし44回目の日曜日。
土曜日、一日降り続いた雨が止んで青空が広がった。
きょうは少し暖かい。
珈琲を淹れ、きのうの午後にヒロが焼いたスコーンを食べる。
radikoでFMを聴こうとして思い出す。
昨日、amazonミュージックに作ったばかりの新しいプレイリストを呼び出す。
「J.T.な気分」と名づけたリスト、JTはジェームス・テイラー。
このシンガー&ソングライターの懐かしい名前を僕はしばらく忘れていた。
そうだ!
ジェームス・テイラーこそ晴れた日曜日の朝にぴったりの音楽。
スイート・ベイビー・ジェームス、きみの友だち、MEXCO、憶い出の町……。
JTの70年代の曲を聴くと武庫川団地のワンルームでひとり朝食を食べていた頃がよみがえる。
昨夜、ジェームス・テイラーを思い出したのは毎晩のように更新されるこのブログのおかげでした。
11月7日(土)音楽を流そう : 毎日jogjob日誌 by東良美季
朝起きてストレッチする、歯を磨く、朝風呂に入るといった一連のモーニング・ルーティーンの後、珈琲を入れ、音楽を流し、昨晩書いた原稿を推敲したり、メールチェックをする。窓を開けて換気扇を廻し空気を入れ換える。気温は低いが湯船で充分に温まっているのでカラダはポカポカしている。目覚めた頭に音楽が染み込み、心を穏やかにしてくれる。至福のときである。最近はジェイムス・テイラーを聴いている。
1975年のアルバム「ゴリラ」に収録されている MUSIC という曲に触れている。
曲調が朝食時間にしっくりくる。
こんな歌詞だ。
Things may always stay the way they are
still my head looks for a change
from time to time
I don't really mean to look for that far
Turn on the music,strike up the music
Let the music change my mind
ブログの人が訳を書いてます。
物事はいつだってなるようにしかならないけれど
僕の頭は時々変化を探し求めてしまうんだ
そんなに先のことまで見通してるわけでもないが
音楽を流そう
音楽を始めよう
音楽に僕の気持ちを変えさせるんだ
1975年、ジェームス・テイラーは27歳。
ちなみに僕は18歳、45年前の曲。
なんだか愛おしくて笑っちゃう。
JAMES TAYLOR 1948年生まれ 72歳
マサチューセッツ州ボストン出身 、少年時代をノース・カロライナで過ごした。
カーリー・サイモンの元夫。
初めて知ったのは大学時代、一学年上(同い年)のトガシさんに教えてもらった。
同じようにキャロル・キングやCSN&Yやカーリー・サイモンも彼のリコマンドだった。
同級生のシオタニからはクリームやディープ・パープルやキング・クリムゾンを教えてもらった。
このあたりもキャラが違って今思い出しても面白い。
トガシ氏推薦の音楽はインテリジェントなイメージ。
シオタニ推薦の音楽はアグレッシブ。
どちらも当時は今で言う反体制だがテイストが違う。
ジェームス・タイラーはいかにもアメリカの育ちのいい青年。
爽やかなハンサムボーイもすっかり禿げあがった。
これはこれでカッコいい。
そういえば…トガシさんも…。
おりしも今朝、アメリカ大統領選でバイデンの勝利が確実となった。
(トランプは最後までジタバタするのだろうか?)
5年前のこんな記事があった。
ジェームス・テイラーが1979年のNO NUKES コンサートのステージに立ったことを思い出した。
13年ぶりのオリジナル・アルバム『Before This World』やキャリアから政治観までを語る | Mikiki
音楽活動のほかに、民主党の選挙キャンペーンを応援してきたが、その動機については「チェイニー/ブッシュ時代、僕にとっては心境的に困難の時代だった。だからオバマが選出されたのは非常に重要なことだったよ。僕は政治的なライターでもシンガーでもない。政治について考えることは多いけど、エキスパートではない。市民として〈援助してほしい〉と頼まれれば、ノーと言えなかった。僕は民主党よりもずっと左寄りだけど、仲間を増やすのは重要なこと。この国は右寄りに傾く傾向が強いからね。それは進歩ではない……というのが僕の政治観だよ」とのこと
代表曲 YOU'VE GOT A FRIEND(君の友だち)の半世紀違いの聞き比べ。
そうそう思い出した。
ジェームス・テイラーになんとなく親しみがある理由がもうひとつあった。
初期の曲に How sweet it is という曲がある。
前述した「ゴリラ」(1975年)のアルバムの収録曲で、僕はベスト盤で初めて聴いた。
マーヴィン・ゲイのカバー曲であることは後で知った。
この歌、シオダ的には究極の “空耳ソング” なのです。
ジェームス・テイラーが僕を呼んでいる?
この曲の1分45秒過ぎのリフから聞いてみて下さい。
🎵 How sweet it is to be loved by you のあと、合いの手のように入るフレーズ!
「シオダさ〜ん!」
聞こえますよね。
JTは僕のこと知らないはずだけど…。(笑)
英語の歌詞は、🎵 Just like sugar somtime です。
和訳すると「君に愛されるって、なんて素敵なんだろう ときにそれは砂糖みたいに甘いんだ」
砂糖のシュガーが 塩田さ〜ん に聞こえる。(笑)
タモリ倶楽部に応募してもあまりに限定的なので採用されないと思うけど、
この “空耳指数” はかなり高い。
レコード聴いてて、 はい? って返事しそうになったくらいだから。(しなかったけど)
-2020/11/8
※ “Easter eggs” =「ネタ集」
小ネタ1つなら“an/one Easter egg”
イースターとは春の始まりを祝うのであり、キリスト教徒にとってはキリストの復活(蘇生)を祝う行事です。
卵がキリストの復活を象徴しており、固ゆでされた卵に派手な色にデコレーションします。
派手な色の理由は春を表しているから。
でも最近は実際の卵ではなく、卵の形をしたチョコレートが代用されています。
その“Easter eggs”をプレゼントとして友達と交換したり、イースター・バニー(イースターのウサギ)が
家のどこかに隠した“Easter eggs”を子供達が探すのです。(“ウサギは卵を産まない”というのは置いておいてw)
この家のどこかに隠されている“Easter eggs”が、「小ネタ集」という意味で使われるようになりました。