ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2022/12/29 (木) ふたりぼっち忘年会 @大阪 空堀

 

マッカラン友の会は1993年に始まって今年で29年目を迎える。

当時30代、同世代の4人が集まり、高級ウイスキー ザ・マッカラン18年を

年に一度、一晩で飲み干す贅沢をして、忘年会としようじゃないかと言う趣旨で始めた。

千変万化、紆余曲折、切磋琢磨(?)あり、細々と続けてきた。

当初は格安リカーショップで5000円台で買えたマッカラン18年がじわじわと高騰し、

1万円台、2010年代には20000円超となり、近年は30000円台が当たり前、今年は

円安と品薄でネット価格で最低でも一本60000円を越えてしまった。

年イチで4人、5人なら買えないこともないが、志も貧しく、フトコロも比例して、

いつのまにか飲めなくなって(飲まなくなって)十年近くが経つ。

ザ マッカラン 18年 40度 700ml 正規品 箱付 スコッチウイスキー *1

単なる忘年会と化した友の会、今年はと参加がセルジオと僕の二人になってしまった。

ミネーロは南の島流しに、マサオは脳こうそくで入院、fatfatは老老介護と130キロ超の肥満。

俗に“しらけ世代”とも呼ばれる50年代後半生まれの前期高齢者の現実はかくの如し。

……てなわけで、マッカラン友の会はふたりぼっち忘年会となったわけです。

 

空堀界わい、大阪駅から行きは市バス、帰りは歩き。

テイストの違うお店を3軒はしごした。

参加できなかったメンバーには申し訳ないけどめちゃ楽しかった。

そこそこ元気で生きていたら、楽しいことあります。

 

空堀までのアクセスと散策ルートはこちらに記しました。

なので、飲み食いしたもののフォト日記(キャプション日記)で失礼します。

 

一軒目 スタンド そのだ 

大衆食堂スタンド そのだ - 谷町六丁目/居酒屋 | 食べログ

14時〜 瓶ビール(サッポロ黒ラベル)2本 

    レバカツ

    ラムの串焼き

    エビカツ       

*2人分

店の前で生き残ったセルジオ会員が待っていた。

そのだの瓶はサッポロ黒ラベル、これは嬉しい。

大好物 レバカツ ビールのつまみとしては最高レベル

スパイスの効いたラム串も行っとこう!

あと一品くらい追加しようかな…っと

エビパン スナック感覚ですね。

 

二軒目 マキショウ

マキショウ - 谷町六丁目/居酒屋 | 食べログ

「蔵朱」の店主が新規オープンしたお店です。

15時10分〜 竹鶴純米秘伝 きもとのどぶ (熱燗)、天穏 他

      帆立のしんじょの吸い物

      きつねラクレット

      うるめいわし

      ドライカレー(目玉焼きのせ)

 *2人分

 

オートリザーブというサービスで開店と同時の15時にネット予約しておいた。

15時10分過ぎに入る。

カウンターに先客ひとり。

僕らと多分同年代の男性が静かに飲んでいた。

「ごぶさたしてます。何年ぶりでしょうね。」

カウンターの端に坐る。

肘の当たる縁がクッション素材が使われている。

ひじが柔らかく受け止められて心地いい。

こういうのも店のこだわりなんだろうな。

独酌向き。

かつての「蔵朱」よりもシックで大人な空間

ビールは飲んできたので燗酒から始めます。

先付けは帆立のしんじょのお吸いもの、竹鶴の熱燗に合う。

舌、喉、胃袋にツイーっと酒がしみこむ。身体がほどける感覚。

二杯目はにごりの燗酒を所望したら…やはりお前だったか。

にごり燗 これが吞みたかった。

きつねラクレットなる一品

薄揚げの中にラクレットチーズが!

セルジオはうるめを注文、一尾いただく。

〆は焼きそばか迷ったがドライカレーにした。日本酒がすすむ。

「マキショウ」良かったです。

来年は「よしむら」、「かむなび」で渋く独酌したいなあ。

 

三軒目 立吞 めがね堂

立呑 めがね堂 - 谷町六丁目/立ち飲み居酒屋・バー | 食べログ

18時〜 レモンハイ、プレーンハイ *セルジオはハイボール2

    めがね焼

    すじこん煮

    赤ウインナー焼

前もって明るいうちに偵察しておいた。まだ準備中の「めがね堂」

開業して2年ほどの若い立吞酒場です。

名物めがね焼190円、これ目玉焼きです。バカボンに出てくる警官の目玉みたい。

 

酒や肴の写真ばかりで失礼しました。

これにて2022年の外吞み納めとします。

*1:YCMC18J0