ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2022/08/24 (水) “ 最も弱い環 ”

 

【 08.24 日録 】

イエローカードが累積して、昼食にサンドイッチを食べてしばらくしてボーマン発症! *ガスだまり胃痛   重い痛みではないがモヤモヤする。7月26日にもなった軽めのやつだが、仕事場へ顔を出そうとしていた矢先に出てしまった。前回も一晩寝たら症状は消えていて、翌日は酒宴で吞んでる。今回はいつか出るだろうなと予感、いや確信に近いものがあった。16日の送り火宴会での脂身たっぷりのすき焼きと飲酒、彦根と福井2泊の暑さと雨のダメージが確実に効いてきていた。時間の問題、どこかで胃腸を休めないといけないとも思っていた…。心構えの問題はあるにしろ、夏山登山なんてとても無理だったな。…と自分を納得させているのも哀しい。

 

でも、今日くらいは顔を出して業務を整理しておかないと後手にまわる。後手に回ると負担は増えて、いつか大きなダメージにつながるのでちょっと無理して出社する。自分に覚えはないが、胃腸の弱い人ってこんな感じなのだろうなと思う。少なくとも若い頃は胃腸が健やかで肥ることが出来てよかったなとも。こういうときに限って仕事場へ行くと飲み会に誘われる。(笑)愛想笑いしながら、涼しくなったらね、と答えておく。

 

中年すぎてからの病気というのは

他が全部健康で、特定の器官だけが単独に機能低下する

というものではなく「身体のシステム全体」が失調すると、

「最も弱い環」から切れ始めるという仕方で発症するものである。

            (内田樹『おじさん的思考』より)

 

たまたま図書館で借りた穏やかな死に関する新書を通勤時に読んでいた。胃ろうという処置があって辛そうだ。本にはこの胃ろうの是非について書いてあったのだが、読みながら自分は胃腸が弱いから、いつか胃ろうを処置される時が来るのかなとか思うと恐くなる。(読み進めると胃ろうは胃が弱い患者というより脳こうそくや脳溢血の患者が弱ってきたときに処置する施術らしい。)ま、とにかく胃腸は大事だなあと思う。胃の痛みに苛まれているときは全てに気が弱くなる。気力減退。もう元気な身体に戻れないのかな?と思うとさらに気力が失われる。山登りや各地のマラソンに出場したりすることはもう叶わないのかな?と思う。老化には逆らえないのかとヘコたれるが、同年輩の方のブログを見ていると、トーラさんのように旅には行かないが毎日2時間近くジョグしたり、ジムトレする人もいて、タクさんのように毎週のように地元の低山に登ったり、モーさんみたいに自転車で10キロ以上走ってバードウォッチングに出かけてる人もいる。個人差はあるが、単に年齢としての数字で諦めることはないか、とも思う。ボーマンの今はひたすら弱気だが…。

腹は膨満感なのに、腹の虫がぐうぐう鳴るという珍現象。夜は雑炊にしてもらう。ありがたい。

 

ボーマン食前に食べた自家製ミックスサンド、サンドイッチに罪はない。