怒りを抑えるというアンガーコントロールが肝要だと言われている。
忙しくなるとそんなことはどーでもよくなって、ひたすら疲れをためないように、
疲労コントロール、出力をほどほどにコントロールすることに重きを置いている。
つまり、頑張りすぎないこと。
オーバーペースにならないこと。
お、それなら得意じゃん。
ずっとそうやって生きてきた。
でも、今はそれ以上に疲れることに臆病になっている。
年齢のせいもあるし、胃腸の消化機能がヘタってきてるせいもある。
飲み食いが原因でなく、疲れるとすぐにボーマン胃痛になる。
人生の愉しみが半分以上失われる。
で、疲れを重ねないよう臆病になる。
遊んでも疲れるお年頃なのだ。
滅多に行かない埼玉出張。(そもそも出張が少ない)
中継現場の近くに行田があった。
そこは「のぼうの城」の舞台となった忍城(おしじょう)があり、
安西水丸さんの「ちいさな城下町」にも紹介されていて魅力的だった。
行田の宿に自腹で泊まって、ゆっくり小さな城下町を歩きたいと思った。
が、日曜の夕方に編集チェックの仕事があり、時間の余裕がない。
一期一会、今が一番若い 行ける時に行っておかねば…という思いと葛藤する。
・時間に余裕がない。
・雨になりそうな天気予報
この2点で行田の城下町歩きは諦めて帰宅を決断した。
何よりもこの選択で恐れていたのは疲労だった。
疲れるに違いない。
これでしばらく仕事も休めるのなら行く選択もあったが、まだ一週間は忙しい。
(何度も書くが、忙しさの密度はかつての半分くらいだけど)
疲労がボーマンにつながるのも恐い。
今日、日曜日は終日曇り。
きのう帰宅が23時過ぎだったので、朝はゆっくり寝坊する。
幸いにも疲れているという体感はない。
でも、若くない。
油断するな。
最近思う。
人間にもスマホやノートパソコンみたいにモバイルバッテリーがある。
朝イチは睡眠(充電完了)で余裕があり、出力も高い。
でも午後になり、夜になるとバッテリーが5%、20%と減っていく。
iPhoneは20%以下になるとアラームが表示される。
「バッテリー残量が少なくなりました。節電モードにしますか?」
僕ら世代のバッテリーは経年劣化して、午後になると急激に消耗が激しい。
できれば午後に頭や身体を使う仕事は避けたい。
しなければならない時は午前中をセーブして、翌日を軽めにするか、だ。
今日は夕方から12分ものの編集チェック。
それなりにカロリーが高い。
疲れた。
日曜営業の立ち飲みを探す。
駅前4ビルの「庶民」で一杯だけ飲んだ。