この3日間は遠くへは出かけずに家で過ごそうと決めた。
ヒロの体調がひざ痛とめまいでイマイチすぐれない。
普通に生活するに支障はないらしい。
ならば、と金土日をやるべきことを済ませて、有意義に過ごそう。
・毎日ジョギング、毎日ラジオ体操、毎日自重筋トレ
・酒は控えめに 一日は休肝日とする。(3月から2勝1敗ペース)
・3.14収録予定のあすリートplusの台本を書いておこう。
・確定申告をほぼほぼ済ませよう。
・日記の3日遅れを解消する。
午前中にいつもよりちょっとだけ長く走る。
と言っても、歩きたくなったら歩くし、散歩みたいなものです。
夙川公園の白梅が五分咲き手前かな。
紅梅もようやく咲き始めた。
ことしはロウバイも白梅もすべてが遅い。
以前の日記と比べると一目瞭然。
かといってここからの開花も遅いかといえばそうとは限らない。
桜もしかり。
自然のものだから、という呟きを繰り返しながら走った。
外の寒さは少しやわらいだが、部屋はまだ暖かくならない。
リビングで使っている石油ストーブを持ちこんで30分ほど暖めた。
直火の熱量はやっぱり凄いな。
坐っている場所から2メートルくら離れているのに背中まで温もる。
つけっぱなしにするとぼーっとしてきそうなのでオフっておく。
このオフったときの灯油の匂いが冬らしくで好きです。(変かな?)
ちなみにこの小型の石油ストーブは僕が独身時代、1980年代か90年代から使ってる。
一度も点検したり修理したりはしていない。
寒さに弱くなってきたし、自分の部屋用にキャンプでも使える小型ストーブを買おうかな。
対流式のアラジンストーブみたいな。
でも、もうすぐ春だし、来年考えよう。
3日分の日記を埋めて、2時過ぎからららぽーと甲子園へ行く。
月曜日に淡路島へ行こうと久々にブロンプトンを稼動させる。
郵便局に寄り、スマートレターを買う。
途上にあるマルアイで日清カレー飯の特売があり、買いものを頼まれる。
ららぽーとのモンベルで3点の買いもの。
アルパインサーモボトルの500ml用を2本。
去年の今ごろ同じモンベルの保温ボトルの900mlを買って愛用している。
6時間後も90度以上を保つ優れものなのだがいかんせん長い。
日帰り用のザックに収まりにくいので適度な長さの500mlにしようとヒロに相談した。
余分な出費ではあるが、「1万とか2万じゃないからいいんじゃない」とのこと。
保温ボトルというものは大小、それぞれ自然と増殖していくものなのだ。
900mlのもの一本より重量は少し重くなるが、片方を使っても片方は開けずにおけるので、
保温力は変わらないだろう。
それに外ぶたがカップ代わりになる。
これは買ってきてヒロから言われ、なるほど、と思った。
もう一点、ベースレイヤーとしてスーパーメリノウールの長袖シャツを買う。
薄手と中厚手と迷うが、たぶん冬をメインに使うので中厚手にする。
ボトル2本と同じくらいの価格!
3日間飲まずにいたので、今日は飲みたければどうぞモード。
帰りにますや商店を覗いてみると4時過ぎなのにけっこう混み合っている。
夕食は家で食べるのでユアサでいいか。
お母さんが店番するユアサで缶ビールを飲む。
久々にビールが飲みたい感覚になった。
「あの人、今日もおしっこしてるわ」と表通りを見ながらお母さんが言う。
見ると臨港線を隔てた向こうの植え込みで立ち小便をしている男がいる。
道路側に向かって用を足しているのだ。
ボケた人かなと思ったが、見た目はそれほどの老人ではない。
僕と同じくらいか。
「ちょっとおかしな人ですね」
「きっとそうやわ、昨日もしてたしね」
缶ビールと泉酒造の「純青」を一杯。
「泉チャレンジ2BY」という四合瓶を買う。
山廃純米無濾過生原酒、精米85% 日本酒度+22 酸度1.5 度数がなんと20度!
なかなかの変態酒です。
PayPayで支払う。
これで20%還元の上限くらいまで使った?
いやユアサで3500円、東鶴で12000円、ブックファーストで1500円ほど。
まだ10000円分はある。
ま、浪費はせんとこう。
二夜連続で自宅シアター。
amazonプライムで「滑走路」を観る。
夭折した若き詩人の原作は数年前に読んでいた。
詩集の題名が「滑走路」
きみのため 用意されたる 滑走路 きみは翼を 手にすればいい
この詩から物語を構成して、映画化されたと聞いて観たいと思ったが劇場では叶わず。
amazonで配信されてからもずっとストックされたままだった。
予告編を見て、おっ と思った。
水川あさみが主演か…。
「愛妻物語」のイメージとは違って、静かで、すこし哀しげなイメージ。
好きな女優さんなので大阪のねえちゃん的じゃない彼女を観たいと楽しみにしていた。
最近、映画を観る動機の半分以上は女優さんだ。
若い頃はそれほどでもなかったのにね。
じじいになるほど、トシを重ねるほど、女好きになっていく自覚あり。
好々爺ならぬ好色爺?
ま、それとは微妙に違うけど、好きなのはホントの話。
32歳で命を絶った夭折の歌人・萩原慎一郎のデビュー作にして遺作となった歌集を原作に、現代をもがき生きる人々の苦悩と希望をオリジナルストーリーで描いた人間ドラマ。厚生労働省の若手官僚・鷹野は、激務の中で仕事への理想を失い、無力な自分に思い悩んでいた。そんなある日、非正規雇用が原因で自死したとされる人々のリストが、NPO団体によって持ち込まれる。追及を受けた鷹野は、リストの中から自分と同じ25歳で自死した青年に関心を抱き、彼が死を選んだ理由を調べ始める。一方、将来への不安を抱える30代後半の切り絵作家・翠は、子どもを欲する自身の思いを自覚しながらも、夫との関係に違和感を抱いていた。また、幼なじみを助けたためにイジメの標的となった中学2年生の学級委員長は、シングルマザーの母に心配をかけまいと1人で問題を抱え込む。それぞれ悩みを抱える3人の人生は、やがてひとつの道へと繋がっていく。若手官僚・鷹野を浅香航大、切り絵作家・翠を水川あさみが演じる。
2020年製作/120分/PG12/日本 配給:KADOKAWA
辛気くさいけど、情感あふれる好きな作品でした。
高校時代、二十代、三十代と3つの時間軸で物語は進行する。
始まってしばらくはその構造がわからなかった。
この厚生労働省の若手官僚は、この高校生だよな、と思っていたら実は…。
そういう混乱もきっと制作者の意図なんじゃないかと思う。
人間ってどこかで大きく変わって、立場が入れ替わってしまうものだ、と。
僕も小学生の頃はいじめられた経験がある。
カバンを隠されたり、筆箱の中に犬のうんこが入っていたこともあった。
本人は被害者の自覚はなかったと思う。
そう思うのが一番辛かったからだろう。
そんな小学生がいまは立派な(?)老人になった。
映画「滑走路」…見終わって1時間くらい歩きたいなと思った。