ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2021/12/30 Thu. 雪景色を見にいく 〜東近江彦根編〜

JR琵琶湖線の運休や遅れがなくなったので青春18きっぷで刈谷を往復する。

暮れも30日なので、朝7時台の東海道線は空いていた。

最初からクロスシートの一人席で快適。

春日太一の「大河ドラマの黄金時代」を読みながら快速電車は湖東平野を東進する。

今回は歴史的な積雪を記録した彦根に途中下車、雪に埋もれた城下町を小一時間歩く。

彦根は3日前には71センチの積雪だった。

駅前から城までのメインストリートは除雪してあったが歩道や路地には

かつての豪雪地帯だった北陸、金沢を思い出す。

あの記憶を、あの感覚を思い出したくて歩くのだ。

出来るならボトルに入れてきた純米酒を飲んで雪見酒としたいが…

午後イチでカーシェアを予約しているので我慢する。

 

この日記は「雪景色を見る 〜東近江彦根編〜」と題して写真で綴る。

納骨壇の更新をした話は別タイトルでアップします。

 

f:id:shioshiohida:20211230080422j:plain

快速は新大阪を出たらガランと空く。快適です!

f:id:shioshiohida:20211230091212j:plain

近江八幡を過ぎたあたり、背後の丘は安土城址。雪が見えてきた。

f:id:shioshiohida:20211230091851j:plain

能登川を越えると一面の雪原となる。

f:id:shioshiohida:20211230102314j:plain

今年2021年、彦根で下車するのは3度目。

f:id:shioshiohida:20211230092724j:plain

佐和山城址のある山を望む 雪国の風情

f:id:shioshiohida:20211230102116j:plain

駅前の井伊直政像 足跡は地元の高校生あたりがつけたのかな。

f:id:shioshiohida:20211230092920j:plain

駅前は雪の匂い、北陸の匂いだ。

f:id:shioshiohida:20211230093429j:plain

歩道はこんな感じ、自転車は無理かな。

f:id:shioshiohida:20211230093337j:plain

路地に入ると…。

f:id:shioshiohida:20211230101204j:plain

国宝が見えた!

f:id:shioshiohida:20211230100057j:plain

彦根城天守、手前の枝は染井吉野。

f:id:shioshiohida:20211230094443j:plain

桜田門?ではない井伊直弼の住まいだった埋木舎のあるあたりから見る。

f:id:shioshiohida:20211230095249j:plain

臨時休城、天守への道は急坂、アイゼンが必要だもんね。

f:id:shioshiohida:20211230095501j:plain

内堀の表面は凍っていた。

f:id:shioshiohida:20211230095512j:plain

北国の風情、ちらほらと観光客がいます。

f:id:shioshiohida:20211230095921j:plain

京橋の交差点、キャッスルロードも雪景色

 

刈谷で折り返して、金山で途中下車して遅い昼食。

金山から米原直通の快速に乗る。

岐阜手前で居眠り、目が覚めて車窓を見たら美しい雪の夕景だった。

関ヶ原から米原まで美濃と近江の国境、電車は黄金のたそがれを行く。

f:id:shioshiohida:20211230162047j:plain

起きたら車窓にこの駅舎の風景、関ヶ原の駅だった。

f:id:shioshiohida:20211230162732j:plain

関ヶ原〜柏原 雪の伊吹山が目に飛びこむ。

f:id:shioshiohida:20211230162753j:plain

雪に埋もれた柏原駅、もうここは近江の国。

f:id:shioshiohida:20211230163124j:plain

柏原〜近江長岡、この区間が伊吹山のベストビュー。

f:id:shioshiohida:20211230163555j:plain

醒ヶ井の駅手前、黄金色の雪原と伊吹山と鉄路。

f:id:shioshiohida:20211230164037j:plain

米原手間で日が沈む。雲が黄金に染まった。