JR琵琶湖線の運休や遅れがなくなったので青春18きっぷで刈谷を往復する。
暮れも30日なので、朝7時台の東海道線は空いていた。
最初からクロスシートの一人席で快適。
春日太一の「大河ドラマの黄金時代」を読みながら快速電車は湖東平野を東進する。
今回は歴史的な積雪を記録した彦根に途中下車、雪に埋もれた城下町を小一時間歩く。
彦根は3日前には71センチの積雪だった。
駅前から城までのメインストリートは除雪してあったが歩道や路地には
かつての豪雪地帯だった北陸、金沢を思い出す。
あの記憶を、あの感覚を思い出したくて歩くのだ。
出来るならボトルに入れてきた純米酒を飲んで雪見酒としたいが…
午後イチでカーシェアを予約しているので我慢する。
この日記は「雪景色を見る 〜東近江彦根編〜」と題して写真で綴る。
納骨壇の更新をした話は別タイトルでアップします。
刈谷で折り返して、金山で途中下車して遅い昼食。
金山から米原直通の快速に乗る。
岐阜手前で居眠り、目が覚めて車窓を見たら美しい雪の夕景だった。
関ヶ原から米原まで美濃と近江の国境、電車は黄金のたそがれを行く。