この日記の行動ログは……… 黒石で蕎麦昼食、田酒買い出しを終えて一路、八甲田山方面に向かう。吹雪はやみ、ウインダムヒルのジャケットのような美しい冬景色が車窓を流れる。途中、一箇所道を間違えるも、じわじわと高度を上げ、道の両側の雪壁も高さを増していく。青森市内からの道と合流してから更に雪の壁が高くなる。運転はS澤くん、僕は助手席なのでiPhoneで動画を撮りながら雪道を上っていくと…積雪4メートルに埋もれた酸ヶ湯温泉旅館が眼前に現れる。スキーやボード、登山(スノーシュー)の客らで玄関前が賑わっている。3時過ぎにチェックインして部屋に案内される。旅館部と湯治部があり、僕らは旅館部。角部屋で広くて快適、ただ木造建築なので寒い。縁側との障子を閉めると多少寒気はやわらぐ。さっそく温泉へ。まだ千人風呂には日帰り客が入っている時間帯なので男女別の玉ノ湯へ。ぴりぴりする酸性の濁り湯を堪能す。いったん出て、売店で缶ビールを仕入れて乾杯!続いて活性にごり酒の「白うさぎ」を開栓。しばしのドリンクタイム。5時過ぎ、日帰り客も帰ったころに千人風呂へ。入浴客も数人で、広々とした湯小屋でしばしの極楽。6時半、食事処で夕食。二食付き13000円で、十二分に満足できるこの献立。つくりおきの天ぷらや焼き魚などがなくコンパクトなのもいい。部屋に戻り、北京五輪の男子ノーマルヒルを見ながら、またちびちびと吞みながら、うとうとして寝入ってしまうのだった。
今日のタイトル写真は、酸ヶ湯温泉のヒバ千人風呂。(撮影厳禁なのでネットからダウンロード) 冬は湯気で視界が悪く、この写真みたいに全体像は見えない。でも、その分、雪国の湯治場らしい雰囲気あり。これまで日帰りで2度入ったが、今回は至福の温泉体験でした。
以下、写真とキャプションで振り返る酸ヶ湯温泉の夕べです。
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