青森温泉旅も3日目の最終日です。
この日記の行動ログは…酸ヶ湯温泉旅館にて目覚める。当然、寒かったが寝られないほどではなく羽毛布団一枚がかなり効いていた。夜中に一回だけトイレに起きる。廊下はしっかりガスストーブであっためられていてストーブを切った客室より暖かい。O本専務はすでに朝風呂に入っていた。続いてS澤くんが、続いて僕が朝風呂に入る。ヒバ千人風呂、タイミングがそうだったのか、なんと巨大な湯小屋にたった一人、超贅沢な朝風呂となった。いやいや、ここは天国かってくらいの気分、このまま死んでもいいって思いましたよ。(笑)朝食はバイキング。何でも適度に揃っていて過不足なし。朝からガッツリ食べるとボーマンになる危険性があるので、ここはあえて朝がゆとする。8時半頃にチェックアウトする。デミオは出やすい場所に移動してあった。車のキーを預けておいたのはそういうことか。雪かきせずに助かった。デミオのルーフには40センチくらいの新雪が積もっている。O本専務のプランで午前中は津軽半島地吹雪ドライブ。酸ヶ湯から浪岡経由で五所川原、そして太宰治の出身地 金木町(現 五所川原市)へ行く。津軽半島の平原を走る。地吹雪とは地面に積もった雪が西からの季節風で舞い上がり地面を這うような吹雪となることで、英語ではグランドブリザードと言われる。そのブリザードの中、デミオは行く。あたりは平らな田園地帯で今はひたすら白い雪原、時折、コンビニがあるだけ。なんだかアメリカの五大湖あたりを走っている気分になる。金木町の市街地に入る。太宰治の生家 斜陽館は休業中、写真だけ撮って帰る。ここまで来たぞ!というそれだけで満足。人間失格やメロスから僕らは幾年月、もうはるか遠い場所に来てしまったという感覚あり。生まれてきてすみません。(笑)
今日のタイトル写真は2枚、酸ヶ湯温泉旅館の朝。
バラバラに停められていた宿泊者の車が、玄関近くに整然と並べられていた。
それぞれの車のルーフに新雪が積もっている。
夜から朝にかけて静かに降り積もっていたのだ。
以下、写真とキャプションで振り返る酸ヶ湯温泉の朝と津軽半島のドライブ。
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