おやすみフライデー、午後から雨が降ったり止んだりだったが、夕方日が射してきた。
5時過ぎからジョギングに出る。
西の空に雲の切れ目が出来て、いわゆる天使の階段が神戸の街を照らす。
一日の感染者数が最多になった神戸、わが西宮も新規に36人の陽性が判明した。
レナード・コーエンの Anthem が脳内再生された。
全てのものにはヒビがあり、光はそこから差しこむ。
Ring the bells that still can ring Forget your perfect offering
There is a crack in everything, that’s how the lights get in.
警鐘を鳴らせ、鳴り響くうちに おまえの思う完璧な解決策など捨ててしまえ
全てのものにはヒビ(crack)がある、光はそこから差し込む。
(レナード・コーエン “Anthem” より)
完璧な解決策などない。
いまの政府や行政の考えるジタバタ施策など全て捨てて欲しいとさえ思う。
誰かがツイートしていた。
「政府はコロナを夜行性と勘違いしているのでしょうか?」
ボロボロになった世界。
専門家も、政治家も、宗教家も、預言者も、誰も先のことは言い当てられない。
その裂け目から差しこむものが世界を救えるのか?
少なくとも日本の政府に救いは期待していない。
悲しいかな、それは残酷なまでに真実。
映画「フェアウェル」のエンディングで流れたこの曲も…。
壊れかけた世界を治して欲しいとマジで願う。
以下、ヒビから差しこむ光の写真集です。
午後6時、御前浜にこいつらが大集合。
もこもこの大型犬たちを見るのが僕ら夫婦のひそかな愉しみ。
勝手に、ダン、ダン&ダン、ジョリー、モルと名前をつけている。
これでモコモコ(ポリッシュローランドシープドッグ)が来たらオールスター大集合、
まるで惑星直列みたいな奇跡だったが…モコモコはいない。
と思って御前浜を離れると向こうから自転車に乗った飼い主のおじさんとモコモコが!
なんかいいものが見られたという幸福感に満たされた。
空のヒビから光が差しこんだ。
帰宅したら雨が降り始めた。
買いものへ行こうとしたがやめた。
夜はamazonで「愛がなんだ」を見ようかなと思ってたが遅くなったので回避。
1時間で終わるドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」を観る。
おかしな会話で何度か笑う。