正月2日、いつになく我が家は平穏な年賀を送っています。
こうして日記を書いているので過去ログがすぐに読める。
去年は? 一昨年は? 5年前は? とすぐに振り返るクセがある。
去年はきょう2日、走って雑煮を食べてしばらくしたら胃の膨満感に苛まれたのだ。
腹が張って横になりたいと思うほどのつらさだった。
翌3日に予定していた武庫川ぜんざいマラソンは回避した。
あの寝込むほどの膨満感はそれ以降も疲れて身体が弱ると何度も出た。
ゴールデンウイークの4月末と5月末と年に3回。
心配になって胃カメラで検査した。
(ついでに大腸カメラもしてポリープを切除)
検査によると膨満感はピロリ菌が悪さをしていると診断された。
6月末から7月にかけ投薬治療をする。
それ以降は出てない。
でも、あれが出ると困る。
駅伝ではないが、スタートで出遅れると大きく人生をロスする。
ことしは今のところ大丈夫。
それほど食べてはいないし、飲んでも2合まで。
でも、少しだけ予兆はある。
用心深く。
夕方、海に沈んでいた枯葉を撮る。
ヒロが興味を持った。
こういう足元の世界はなかなか気がつかない。
箱根駅伝、朝8時スタート。
いきなり大東文化大の新井選手が集団の中で転倒する。
この写真だと集団後方の緑のユニフォームの選手です。
正月2日にいきなりのアクシデント。
正月いきなりの膨満感の去年を思い出した。
2区とともに今朝も走る。
箱根駅伝、大学ラグビー、高校サッカーのスポーツ三昧。
部屋に差しこむ光がきれいだった。
テレビ観戦の興奮を冷まそう。
散歩しようか。
ヒロを誘う。
朝、乱舞していたユリカモメが姿を消して、
風もなく、波もなく、静かな冬の海。
秋の名残りの枯葉が海に浮かんでいた。
ヒロが数枚拾い上げる。
葉脈が浮き出て透けている。
同じものが一つとない紋様が面白い。
僕は、広い景色や、遠い風景に気をとられて、足元を見ない。
夫婦の性格の違いがよくわかる。
影絵のよう。
三匹も海辺についてきた。
打ち寄せられたわけではない。
ましてや、捨ててあるわけでもない。
こんな風景を見ているのだ。