ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2021/04/07 Wed. 美しき琵琶湖のてっぺん

「余命3ヶ月システム」あるいは「余命3ヶ月メソッド」がまだリスタート出来ない。

そんなことはもちろんお構いなしに季節は過ぎてゆく。

4月10日まで使える青春18きっぷが一回分残っている。

どこかへ行こう。

自慢じゃないが今週はちょっと仕事がある。

チャンスは今日くらいしかない。

ラッキーなことに終日晴れるという天気予報。

天気がいいのなら琵琶湖の北の端あたりがいい。

奥琵琶湖の景色は全国の人が想像する以上に素晴らしい。

きっと奥琵琶湖なんて誰も想像もしたことないだろう…。

そこが奥ゆかしい。

大阪から新快速で1時間ちょっと、清冽な空気と絵のような風景に出会える。

天気が良くて、季節が良いなら自転車で走ろう。

あの透明な水と、桜と、新緑と、静かな入江と湖を囲む山々を見ながら走ろう。

緑の風を浴びながら、ゆっくりと走ろう。

気持ちいいに決まっている。

 

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奥琵琶湖 菅浦への道 竹生嶋が間近に見える。

 18きっぷで湖西線の永原駅まで行く。

ブロンプトンに乗って奥琵琶湖の湖岸を走る。

静かな入江がいくつも続き、最先端に菅浦(すがうら)という集落がある。

かつて惣という村人たち自らが治めていた自治体。

そこを折り返してマキノへ向かう。

桜の名所 海津大崎、桜は散り始めていた。

散った花びらが湖面に桜色の帯を作る。

花筏と桜吹雪の海津大崎。

これも冥土旅かな。

一点の曇りもない青空。

神様の贈りもの一日。

 

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静かな入り江に突き出た緑地でランチ

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まさに楽園、地図に奥出原園地とある。

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お昼は、湖岸の緑地(独り占め)でコンビニ飯

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手前に海津大崎の桜並木、背後の山塊は比良山地 ♫比良も伊吹も夢のごと

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桜の名所 海津大崎からマキノ側に少し行ったあたり

【行動ログ】

自宅〜[🚲ブロンプトン]〜JR西ノ宮駅〜[🚃JR 輪行]〜JR湖西線永原駅

〜[🚲ブロンプトン]〜管浦集落〜[🚲ブロンプトン]〜湖岸緑地奥出原園地〜

[🚲ブロンプトン]〜海津大崎経由マキノサニービーチ湖のテラス〜JRマキノ駅

〜[🚃JR 輪行]〜JR西ノ宮駅

( 10:55 永原駅スタート 〜14:40マキノサニービーチ着  )

 

 

 山科から敦賀行き新快速に登山姿の老人グループが乗りこんできた。

じじばば合わせ総勢10人くらいだろうか。

4人のボックス席に一人で座っていたけどすぐに埋まった。

騒がしい。

しゃべり声がデカい。

僕らはたまたま生活行動が一人、二人(たいていは夫婦かオッサン友だち)。

(飲酒や食事に関しては3人も多いなと思い始めた頃にコロナ禍だった)

でも、世間のみんな、おそらく半数以上の行動は違うのだろうなと思う。

食事=グループ、飲酒=グループ、旅行=グループなのだ。

たまたま自分の流儀とコロナ禍の制限ちが合致しただけ。

エラそうにしてはいけない。

でも、コロナがなくても団体はうっとうしいと思っていたが。

 

以下、写真日記です。

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トリコロールの尼崎の駅名表示板 奥から福知山線、神戸線、東西線

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永原駅 びわ湖大学駅伝のスタート地点の駅でした。

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ロードを組み立ててるサイクリストは苦労してました。僕は30秒!

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湖岸に出るといきなり桜並木が…!

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湖北はまだまだ見頃です。

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山肌を横切る桜色のラインはつづら尾展望台への道

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2004年5月には左の展望台からマウンテンバイクでダウンヒル

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すがうらという集落

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惣という村落で自治を守っていたそうです。

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琵琶湖とともに生きてきた村

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来た道を戻る。桜の道が続きます。

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少し遅いランチ ミニカップチキンラーメン、沸騰させたお湯で。



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さ、海津大崎への道です。

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湖面に浮かぶ桜 花筏(はないかだ)です。

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満開は過ぎたけど花吹雪もいいものです。

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ここが先端の海津大崎 札所がありました。

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マキノの町へと続く並木も美しい。

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サニービーチ びわ湖大学駅伝では第一中継所でした。

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ファミマで買いだし。冷えたホワイトビールで乾杯!

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湖北の水は飲めそうな清らかさ

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オオバン君 潜水する瞬間をカメラがとらえました。

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竹生島、対岸の山は先々週登った鈴鹿の霊仙山

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カタカナ表記の町も駅名も珍しいのでは…。