「余命3ヶ月システム」あるいは「余命3ヶ月メソッド」がまだリスタート出来ない。
そんなことはもちろんお構いなしに季節は過ぎてゆく。
4月10日まで使える青春18きっぷが一回分残っている。
どこかへ行こう。
自慢じゃないが今週はちょっと仕事がある。
チャンスは今日くらいしかない。
ラッキーなことに終日晴れるという天気予報。
天気がいいのなら琵琶湖の北の端あたりがいい。
奥琵琶湖の景色は全国の人が想像する以上に素晴らしい。
きっと奥琵琶湖なんて誰も想像もしたことないだろう…。
そこが奥ゆかしい。
大阪から新快速で1時間ちょっと、清冽な空気と絵のような風景に出会える。
天気が良くて、季節が良いなら自転車で走ろう。
あの透明な水と、桜と、新緑と、静かな入江と湖を囲む山々を見ながら走ろう。
緑の風を浴びながら、ゆっくりと走ろう。
気持ちいいに決まっている。
18きっぷで湖西線の永原駅まで行く。
ブロンプトンに乗って奥琵琶湖の湖岸を走る。
静かな入江がいくつも続き、最先端に菅浦(すがうら)という集落がある。
かつて惣という村人たち自らが治めていた自治体。
そこを折り返してマキノへ向かう。
桜の名所 海津大崎、桜は散り始めていた。
散った花びらが湖面に桜色の帯を作る。
花筏と桜吹雪の海津大崎。
これも冥土旅かな。
一点の曇りもない青空。
神様の贈りもの一日。
【行動ログ】
自宅〜[🚲ブロンプトン]〜JR西ノ宮駅〜[🚃JR 輪行]〜JR湖西線永原駅
〜[🚲ブロンプトン]〜管浦集落〜[🚲ブロンプトン]〜湖岸緑地奥出原園地〜
[🚲ブロンプトン]〜海津大崎経由マキノサニービーチ湖のテラス〜JRマキノ駅
〜[🚃JR 輪行]〜JR西ノ宮駅
( 10:55 永原駅スタート 〜14:40マキノサニービーチ着 )
山科から敦賀行き新快速に登山姿の老人グループが乗りこんできた。
じじばば合わせ総勢10人くらいだろうか。
4人のボックス席に一人で座っていたけどすぐに埋まった。
騒がしい。
しゃべり声がデカい。
僕らはたまたま生活行動が一人、二人(たいていは夫婦かオッサン友だち)。
(飲酒や食事に関しては3人も多いなと思い始めた頃にコロナ禍だった)
でも、世間のみんな、おそらく半数以上の行動は違うのだろうなと思う。
食事=グループ、飲酒=グループ、旅行=グループなのだ。
たまたま自分の流儀とコロナ禍の制限ちが合致しただけ。
エラそうにしてはいけない。
でも、コロナがなくても団体はうっとうしいと思っていたが。
以下、写真日記です。
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