ことし49回目の日曜日。
前線で働いていた頃は日曜日は基本ニュースデスクか試合の取材をしていた。
2020年の日曜日はほとんど休みで、しかも家ごもりが多かった。
その日曜日も残り3日になりました。
個室での用足しの話。
朝イチではほぼ小しか出ないのだが今日は大も出た。
どっさりと。
しかも大物(尼崎の手前の駅ではないよ)が2本!
きのう夜に食べた玄米カレーのおかげだろうか。
マジでちょっと感動に近い感情が沸いた。
自分の身体にもこんなパワーが残っているのだとちょっと嬉しい。
先日モンベルでスペリオダウンを買ったのでユニクロの同じ機能のダウンをメルカリに出品。
安くしておいたら即日買い手がつき、きょう発送した。
断捨離をしてから(断捨離という用語の使い方については減量=ダイエットと同じで誤用)、
ひとつ新しくモノが増えたらその分は断捨離したい。
売れそうなものなら売りたい。
そのときは確実に売れるようにほぼ最低価格にしている。
午後遅めからブロンプトンで武庫川の河川敷へ行く。
走らなかったので運動、
それと香櫨園浜に来ていないユリカモメが果たして武庫川にはいるのか?チェックしたかった。
いま、毎日ブロンプトンに乗りたい と思う。
ブロンプトンはそれくらい乗り心地がいい。
自分の所有した自転車の中でベストだと思う。
いつか飽きるだろうけど、また春になったらブロンプトン衝動が沸き起こるかもしれない。
そうゆう繰り返しが自分の人生だと最近思う。
ひとつのことを全う出来ないけど。
自転車、登山、キャンプ、ジャズ、ときどき仕事。
マイブームが来ては去り、そのうち死んでゆく。
午後3時、いい具合に日が傾いている。
途中、甲子園浜に立ち寄る。
ユリカモメはいなかった。
鳴尾川の河口には海ガモの群れが浮いていた。
頭の茶色い鴨、ホシハジロだ。
潜水して魚を獲る潜水ガモ、これだけの群れがいるということはエサもあるということだ。
ユリカモメはどこにもいない。
武庫川団地を経て河川敷へ出る。
三十代の大半をこの武庫川団地2号棟901号室で暮らした。
近くにあった「あまみ」という食堂も更地になっていた。
コの字型のカウンターの店でなぜか朝の5時からやっていた。
そこそこ混んでいて、今思うとあれは何をしている人たちだったのか。
近くに夜勤するような大きな工場はなかったし、市場とかもなかった。
夜釣りの人だろうか? 淡路島のフェリー航路が鳴尾浜を発着してたからその乗船客?
僕もけっこう世話になった。
部屋で友だちと朝まで飲んで食べにいったこともあった。
あったかいうどんも、しじみの味噌汁もあったっけ。
何を見ても何かを思い出す。 by ヘミングウェイ
あの頃、自転車(当時はランドナーかマウンテンバイク)で河川敷を毎朝走った。
往復15キロくらいの距離を30分くらいだから結構速い。
きょう河川敷へ通じる道を走ったら両脇に赤いサザンカが咲いていた。
サザンカの並木。
僕にその記憶はない。
結婚するまで花の名前になんてほぼ興味がなかったんことを知る。
河川敷を海まで走る。
ユリカモメの姿はない。
国道2号線の橋、レトロな武庫大橋まで遡上するも見つからない。
橋の下は河川の工事中だった。
そのせいかな、とも思ったが全く姿が見えない。
以前にもこんな年があったかもしれないけど、普通に忙しく仕事をしてたら気がつかない。
ベンチでセブンイレブンで買ってボトルに詰め直した珈琲を飲む。
往復20キロ弱の銀輪散歩でした。
帰宅してからネットで調べてみた。
え?
今朝は甲子園浜にユリカモメがいたんだとローカルメディアで知る。
香櫨園浜の野鳥観察者のブログを見たら…
時間帯によるのか…。
でも例年の香櫨園浜には朝も昼も夕もいたから絶対数が少ないのは確か。
ここまで気にすると一度群れを見たいな。
夕食は鶏肉ときのこの鍋焼きうどんと焼きめし。
きょうは12月のスケジュールの最終目標を設定して、スケジュールをざっくり入れる。
昨日5日の日記をアップして、途中になっていたDVD「ハッシュ!」を観る。
2001年公開の橋口亮輔作品。
ゲイ役の田辺誠一、高橋和也が若い。
テーマ曲は子守唄のHush Little Baby
映画を観てるときは面白い音楽だなと思ってたらボビー・マクファーリンだった。
あっけらかんとトボけ感じが映画としっくりしてて素敵だった。
ハッシュとは「しー」静かにしてという意味。
Yo-Yo Ma & Bobby Mcferrin - Hush - YouTube
僕がこの映画を観たかった最大の理由は片岡礼子でした。
いま48歳の彼女がギリ20代だった頃。
今もいいけど、若き礼子さんもいい。
僕の中の片岡礼子欲が満たされた「ハッシュ!」でした。
男(ゲイ)二人と女一人、「冒険者たち」の構図の変形。
橋口監督は「ぐるりのこと」と「恋人たち」を観ている。
作家性のある監督だと思う。