広島2泊3日出張の新幹線の往路、LINEのKEEPメモに記していた。
・広島から帰ってきたら26日、残り6日で何が出来るか?なにをするか?
・配信記事? 日記を埋める? エンディングノートに着手? 映画観る? マジで体重落とす?
さて、昨日帰宅して、今朝は当然ながら ぐったり感満載 の重たい身体で起きた。
ま、こんなもんかな、でもあり、これくらいならデフォルトじゃん、でもある。
今日は特にやるべきことはない。ないと決めたらない。あると言えばある。
人生って常にそんな状態なのだと思う。
先週は月曜から水曜まで九州へ弾丸フェリーで山登り、木曜を挟んで金曜日から日曜日まで広島。
いわゆる“自粛期間 ”の全移動距離を一週間で凌駕したのでは?
広島出張も決してハードではなかったので体調を壊すことはなかったけど。
ただ3日間、屋外にいて外気にさらされていた。
結構、肌寒くて体温調節にエネルギーを使ってしまい少しだけ風邪の症状がある。
軽い頭痛、鼻水、ときどき咳。
よくあるこんな症状でもコロナ時代はなんだか嫌な感じ。(不安とは違う)
こんな状況で取材ひとつも申請段階からかなり手間で超めんどくさい。
現場でも、ホテルでも、検温とか、問診票とか、マスク、フェイスガードとやたら一手間多い。
広報のスタッフも、ホテルのフロントも作業量が増えて大変だろうと思う。
反面、行き帰りの新幹線はほぼ満席だ。
ちょっと前の映画館みたいに一席とばしというわけにはいかない。
ぐったり感満載、果たして自重すべきか、気のせいだと思って積極的に動くべきか。
今日も当初は映画のはしごをしようと目論んでいたが、身体の発する警告に従い自宅ごもり。
なのに陸上の動画編集をやりはじめてしまい午後をパソコン作業に費やす。
出張期間中にMacBookの小さな画面で作業して目が疲れているのに…。
寒暖差で調節機能、パソコン作業で視力のダメージがあるのに…。
身体の発する警告は目も身体も休めろ、だったはず。
出来るならプールへ行ったり、ストレッチをしたり、ぬるい風呂へゆっくり入ったりすべきだった。
「麒麟が来る」を見て、You-Tubeで解説動画を見て、赤ワインを飲んで過ごした月曜日。
齢六十三、まだまだ自己管理が出来てないな。
岡康道「広告と超私的スポーツ噺」をちびちび読んでいる。
眼鏡堂氏よりの推薦図書、大枚2200円を払って購入した。
自分と同世代の敏腕CMプロデューサーのスポーツにまつわるコラム集。
月間『HANADA』に連載してたというのがちょっと気に触るが、先入観を捨てて読み始める。
こんな文章があって共感を覚えた。
どんな競技であれ、選手たち入れ替わり、新しい時代のスーパースターが生まれる。ずっとそのスポーツを見てきた人々はまず驚愕し、次に賞賛し、そして他人に覚られないように、少し寂しく感じる。自分の憧れたスターが過去の人になった瞬間、自分自身の青春が終わり、あるいは自分もまた「古い人」になったことを実感してしまうからだ。(「新旧交代」より)
スポーツの世界は普通の人の人生より数十年先行して進行する。
今になって自分の人生と重なって腑に落ちることが多い。