ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2017/7/21 オハイオ1970

梅雨明けしたら朝から容赦ない真夏の暑さ。

ぐったりと目覚めて、トイレ、朝風呂、水出し珈琲の牛乳割り、写真の整理なんてして、

灼熱の太陽の下、サングラスをしてグンゼスポーツへ行き、水の中を歩く。

朝昼兼用食でランプステーキを食べたら、すでに一日分の疲れが身体にこびりついていた。

昼までもたない。

というのが真夏の一日だ。

やるべきことがあるなら午前中に。

だけど、朝からぐったりしてても夕方あたりに元気になったりすることもある。

夜から動きを活発にしたら就寝が遅くなり翌朝に疲れて目覚める。

悪循環。

 

若き日のニール・ヤングが僕を睨みつける。

グランフロント大阪で開催中の「世界を驚かせたレコード展」の展示。

1970年5月4日、オハイオ州ケント州立大学で学生集会に州兵が発砲し4人が死んだ。

不安で挑発的なギターとドラムで始まり、甲高い男声コーラスが歌い出す。

ブリキの兵隊と ニクソンがやってきて 俺たちはついに孤立した

この夏 ドラムを鳴らす音が聞こえる

オハイオで4人死んだ            C.S.N.&Y 「オハイオ」より

ニール・ヤングは1945年生まれの71歳、玉戸さんと同い年か。

この事件があったのは彼らが24歳の5月だった。

オハイオ州知事は反動的で好戦的な人物だったという。

トランプや全世界の極右勢力ので台頭を案ずる。

もはや泡沫ではない。

本当にささいなことから導火線が燃え上がるのだと思う。

デモ隊に催涙弾、実弾の発砲。

この国の政権はそんな事態を起こしてしまう法律を通してしまった。

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「世界を変えたレコード展」はそんな異国の半世紀も前の出来事を思い出させてくれた。

あの時から世界は今以上の激動の日々を時代を送り、いまだ僕らは生きていることを意識させる。

会場に展示されたレコードジャケット以上にレコード発売からの世界史年表に心撃たれた。

 

元気をつけねばと思う。

ステーキが食べられるくらいの元気はある。

昔から暑さには弱く、アトピーだったし、泳げないのもあって、夏は嫌いな季節だった。

大学生の頃からアトピーが消え、泳ぐ必要もなくなり、夏も悪くないなと思い始めた。

夏を気分良く過ごすテクニックを覚えねば、といまは思う。

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午後から外出。

ゆげ焙煎所で、エスプレッソのダブル(320円)で涼む。

水出し珈琲の豆があるかどうか聞くのを忘れてしまう。

テーブルで白山登山のスケジュールを立てる。

こんなぐったりしてて山に登れるのかな。

3時過ぎに出社、A部氏の頼まれごと、Jコムへのお願いごと、名古屋ロケにアポなどなど。

「世界を驚かせたレコード展」を見に行こうとグランフロントへ。

うろうろしてたらTwttterで明日のオンエアの間違いを指摘される。

急きょ、各所に連絡する。

おちついて展覧会が見られない。

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わずか15分で見終える。

また日曜日に来よう。

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無料、写真も自由なのだ。

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LPレコードのジャケットはもっとも安価な美術品、だった。

こうしてジャケットを見るだけで音が聞こえる。

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