ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2020/03/30 Mon. ある散歩者の憂鬱

いま一番恐いのは地震や火山の噴火かもしれない。

(台風も恐いけど今の時期はまだ大丈夫)

コロナウイルスで大変なご時世だからって見逃してくれない。

 

STAY AT HOME 、この機会に出来ることをしよう。

コロナが収束したら遠くへ行きたい。

今この機会に身の周りを全力でスッキリさせよう。

 

たまたま4月までに終活(生前整理)として持ち物他の断捨離を断行中。

いつもは最終の詰めが甘くなってしまうけど今回はやりきる所存。

この手の整理はこの詰め段階で、なんだこれ? どうしよう? 捨てにくいな、って感じの

わけのわからないガラクタがやる気が削がれるほどの量で迫ってくるのが常だった。

中途半端な思い出グッズ、この先読むかも知れない本、チラシ、パンフ、ねじ、キーホルダーetc.

それらを目にした段階で思い切って全捨てにしようと決めた。

先日LPレコードとCDを業者に引き取ってもらった。

LP、CD合わせて600枚くらい。

きょう電話が入り14360円で買い取ってもらえた。

正直5000円くらいになれば嬉しいなと思っていたので驚いた。

次は本、雑誌、コミック類に着手しよう。

7年前に半分くらいに減らしたが少しまた増えた。

今回は雑誌もがっつり捨てて、本とコミックは売る。

いまおそらく600冊くらいあるが、3分の1の200冊以下にしたい。

 

午後から外出、阪神電車で三宮へ出る。

リーブル神戸で映画を観て元町商店街へ。

三宮まで戻り、好日山荘で店員にいろいろ聞きながらリュックを実際に担いでみる。

カリマーのVTシリーズを日帰りハイクに、同じカリマーのランクス28Lをメインザックに決めた。

 

鉄塔の美女、あるいは貴婦人をビルのすき間から覗き見する。

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ポートタワーは“鉄塔の美女”と呼ばれてる壮な、美女をのぞき見る。

 神戸角打ち巡礼の導きにより、きょう選んだのは「山田酒販」です。

ここ、なんと僕が二十代のころにバイトしていた毎日放送の神戸支局があったビルの真正面。

たぶんその頃から角打ちをやってたと推測するのですが若者の目には入らなかったようで。

いつもは混んでるんでしょうけど、割とスペースが空いていた。

3つくらいのグループはすでに出来上がっている感じ。

焼酎ハイボール缶とおでん2種、ハムカツとチーズかまぼこ、灘の地酒「道灌」で1030円也。

この店、なんとなく松本の「8オンス」に似てる。

どこが? と自分でも思うが、なんとなく、としか言えない。

一人でふらっと来るにはいい店だな。

2杯目「山田酒販」 | 神戸 角打ち巡礼

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山田酒販、ポートタワーの見える角打ちです。松本の8オンスの雰囲気あり。

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ドメスティックな元町のアーケード、中韓のアナウンスが空しい。

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暗いトンネルは続き、その先は見えない。

 

ことし8本目の劇場鑑賞。

観たいなと思っていたがたまたま時間がフィットした。

「イーディ83歳 はじめての山登り」@リーブル神戸

わかりやすい邦題だけど……ね。

原題は Not Too Late です。

公式ページの紹介から。

30年間、夫の介護にあけくれてきた83歳のイーディ。そんな苦労も娘には理解してもらえず、老人施設への入居を勧められている。ある日、町のフィッシュアンドチップス屋で追加オーダーが可能か尋ねたイーディに、「何も遅すぎることはないさ」と笑顔で返した店員の言葉に閃いた彼女は、かつての夢だったスコットランドのスイルベン山に登ることを決意。それは、これまで家族のために生きてきたイーディが、初めて自分のために踏み出した一歩だった。住み慣れたロンドンを離れ、夜行列車でスコットランドへ向かったイーディは、偶然出会った地元の登 山用品店の青年ジョニーをトレーナーに雇い、山頂を目指すべく訓練を始める。誇り高く頑固なイーディは、ジョニーと衝突を繰り返すが、彼の丁寧な指導のもと、登山グッズの使い方を覚え、山頂までのルートを確認し、人に頼ることの大切さも学んでいく。準備を整え、イーディはついにスイルベン山へーー。

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とにかくスコットランドの自然の美しいことよ

設定はいいのだけれど、ちょっとイギリスの83歳ってこんなに元気?と驚く。

演じる役者さんも83歳なのだとか。

スコットランドのインバネスより北に広がるハイランド。

この場所は世界でも有数の自然美だ。

1989年7月、僕はインバネスからハイランドのウラプールという海沿いの街へバスで往復した。

たしかデイリターン(日帰り)チケットが安かったからだろう。

そのときの車窓から観た景色がそのままスクリーンにあった。

あの旅ではスカイ島からインバネスまでは鉄道だったと記憶する。

インバネスからグラスゴーまでは自転車をバスで自転車を運んだはずだがあまり記憶にない。

いつか日記を読み返してトレースしてみたい。

スコッチウイスキーを飲みながらね。

でも、この映画を観て、人生最後の旅はスコットランドがいいなあ、と思った。

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これと同じようなロケーションの場所で紅茶を煎れたことを思い出す。


メモ:志村けん訃報 阪神電車 三宮〜元町往復 中国語韓国語のガイドアナウンス空しく 

   リーブル神戸「イーディ83歳 はじめての山登り」 山田酒販 ひなた