ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2020/02/29 Sat. コンテイジョン(感染)

「四月物語」「30年後の同窓会」「亜人」に続き、amazonプライムでことし4本目5本目、

「ブラックフット」と「コンテイジョン」を観た。

3月には「ディアハンター」を午前7時の我が家のロードショーで観よう。

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amazonに追加料金190円払って「コンテイジョン(感染)」を観てしまった。

 

朝起きて小便をするとき、腎臓が今日もちゃんと働いてくれたんだなとマジで実感して感謝する。1957年から、いやその数ヶ月前から60年以上に渡って血液を濾過して老廃物を取り除き、尿にして排出する。しかもいくばくかの快感をともなって。あ、それには膀胱や尿道にも、支えてくれた消化器官、心臓、肺、血管にも感謝したいと思う。とオスカー受賞スピーチみたいなことを小便しながら思う。大をするときにも同じ感慨を持つ。舌、歯、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、直腸、肛門に感謝。この63年間、彼らの労働を酷使するばかりで何も報酬を与えていないことに後ろめたさを感じる。深呼吸するときにも同じ感慨を持つ。肺、大胸筋、気道。長い距離を歩いたときも同じ。

 

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いつもらったのかわからないけど焼酎が出てきたのでお湯割りでいただく。

 

今回のコロナウイルス禍は震災のときと違って、チャリティーコンサートしようとか、スポーツのチャリティマッチで盛り上がろうとかの動きを完全無力化する、考えてみたら恐ろしい災いだ。中国発で世界に飛び火しているこの厄災、世界を大きな渦に巻こむなら中国と米国とついでにわが国の総理大臣もいっしょにどっか宇宙の彼方にへ飛ばしてくれないかな。でも、今、同調圧力が強くていま批判するのは分が悪いけど日本はかなり後手後手、場当たり的になったのは事実。台湾はかなり早い段階で迅速に対応したらしい。

 新型コロナ“神対応”連発で支持率爆上げの台湾 IQ180の38歳天才大臣の対策に世界が注目 (1/4)

少なくともアベ政権はにはこんな若くて優秀、かつ公正な人材はいない。そもそもアベ政権がトランスジェンダーを閣僚にするなんてあり得ない。とにかく忖度するだけの人間しか集まっていないことがすでに失策。嘘つきで下劣なトップを長く政権につけているとこういうときにシリアスに不利益を被ったりするのか、と改めて恐ろしさを思い知らされる。

 

雨予報なので降る前におつかいを頼まれて近所のスーパーへ行く。大きなスーパーでひとつ棚卸し休業のせいもあって午前中はだだ混み、かごに満載の客、しかも高齢者たちが列を成す。これだけ密集してたら…と心配する。手洗いとうがいしました。学校を休校させることについては喜んでいる子供が多いと思う。でも、この上からの措置によってオトナが動揺し、子供に伝染する得体の知れない不安の方がもっと悪質なような気がする。京橋のライブハウスで感染したかも?という会見がある。大した規模でもないイベント中止とか施設の閉鎖とかは止めて欲しいと思う。

 

おつかいのついでにパンを買いに行く。オンコーアンマタンにしようか、新しく出来たもっと近所のパン屋にしようか迷うが、新しい方にチャレンジする。臨港線沿いの「貴」というベーカリー。焼きたてのハードトースト一斤と枝豆のチーズパンを買う。リーズナブルな価格設定。

 

amazonプライムで昨日の夜から見始めた映画「ブラックフット」を観る。カナダで実際に起こった事故をベースにしたアニマルホラー映画。キャンパーが人食いブラックベアに襲われる。こけおどしな演出はないけどドキュメンタリータッチのカメラワークがなんか妙にリアルでめちゃ恐かった。生き残る女性ジェンがいいです。とにかく恐かった。

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ミッシー・ピルグリムというカナダの女優さんです。

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美形です。

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映画のラストは凄まじい。エイリアン2のリプリーみたいになってしまいます。

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邦題は「ブラックフット」、原題は「バックカントリー」

 

2月も終わる。2月前半はスタートが切れなかった。北山植物園へのハイキングで始まり、室内陸上を取材し、姫路で遊び、東京出張して10日が過ぎた。5つの目標と年間目標を定め、#六十三人生大整理のプロジェクトに動いたのは12日からだった。写真、過去のハガキ、封書、スケジュール帳、日記などなどを処分していった。きのうの思い出に別れを告げてリセットして身軽になろう。捨てすぎてしまった感もあるが概ねやり遂げた。振り返ればこの#六十三人生大整理みたいにこれまでの人生で数限りなくプロジェクトめいたことを決めては、そのたびに挫折してきた。それを思い出させてくれた作業でもあった。でも、これでいいのだと思った。これが自分の生き方で、これしか他に出来ないのだと知る。自然の流れにまかせて水のように生きるという流儀は無理なのだ。PHASE #1は始まったばかりだ。新型ウイルス騒ぎで出控えするなら今のうちに#六十三人生大整理を進めて行こう。確定申告の期間が延長されたけど、あれって意味あるのかな?このウイルス不況と関係してる?消費税を納めなきゃいけない人はそうかも。還付金の人は関係ないよね。

 

この2月、約2週間のチェック。

#六十三人生大整理 

順調に進んでいる。結構なカロリー消費がある作業なのでペースを守って無理しないこと。

無理するとやり方を誤るケースもある。じわじわとキロ7分以内の感じで止まらず進めよう。

 

運動、そして体重管理

ランニング距離は55キロ程度、筋トレは1日のみ、腕立て&スクワットは21日間。

体重はほぼ71-72キロ台を前後する。

4月末の目標は69キロ以下だから、せめて70キロ台をキープしておきたかった。

 

食事(外吞み)

15勝14敗、あるいは16勝13敗で終わりそう。

内容は、外呑み8日、自宅およびホテルで5日。

外呑みは、姫路でA部氏と3軒、東京出張で新木場と豊洲、阪神尼崎で独酌、芦屋でK輪氏と2軒、

京都独酌、中尾酒店でrtvの二人と、北浜で独酌2軒。

費用が26,533円。(目標値は15000円以内)

高額なのは豊洲市場の鮨で4000円、芦屋みずかみで4000円 + 3000円、北浜独酌2軒で3900円。

芦屋の2軒目と北浜の2軒の量が要反省、合計で5,000円は節約出来たと思う。

それでも20,000円越えですね。

当初、考えていたのは千円以下の独酌を7日、誰かとの吞み会4000円を2日という算段。

A部さんとの姫路吞み、K輪氏との芦屋吞みがこれに充たる。

20,000円以下を守るようにしたい。

 

雨が降り始める。午後遅めから#六十三人生大整理の次のタスクに手をつける。

資料、パンフなどの整理。

本当は全捨てでいいのだと思いながら、自分のところに集まってきてくれた各都道府県の旅のパンフレット、施設のパンフレット、温泉宿のパンフレット、映画やコンサートのフライヤーたちに別れを言う。少し手元に残したものもこの10年以上その存在を忘れていたのだ。本当はもう要らないのだ、次に見る時は10年以上あとでそのとき僕が生きているのかどんな状態なのかはわからないよなあと思いながら。グッバイだ。それにしてもこの手の作業は辛く作業カロリーが高い。

 

このファイリングをしたのは2008年あたりからだろうか。

おそらく何日もかかったのだろう。

もちろん第一義はコレクションだ。

でも、それだけじゃない。

企画仕事やこれから行く旅の役に立つと思ってせっせとやっていた10年前の自分を思う。

これは実現しなかった企画の化石のようなものか。

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山根式ファイル整理法に従ってA4封筒で整理したのですが…使わなかった。

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あいうえお順の最初の3文字をタイトルにする。でも、10年以上使わなかった。

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シドニーオリンピックのあん馬の中継資料です。

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1992年はまだ手書きで構成表を書いてたのか…。大学ヨットのドキュメンタリー。



深夜になってウイルス感染を扱ったヒューマンパニック映画「コンテイジョン」見た。

公開された時は豪華すぎるキャストに惹かれて観ようと思っていた。

豪華キャストの割りに地味だとレビューにあって当時はスルーしてしまった。

【ネタバレ感想】『コンテイジョン』は、盛り上がりに欠けるヒューマンドラマ映画だった

たしか公開が2011年で暗い映画を観たいと思う気分じゃなかったというのもある。

 

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ところが!

いま2020年に観ると緊張感たっぷりでリアル。

ソダーバーグ監督の抑えた演出と編集も素晴らしい。

 

香港から帰国したベスという女性。

家で夫のミッチとともに過ごしていると、突然痙攣を起こして病院へと担ぎ込まれる。

ベスは、なんと脳炎を起こして痙攣を起こしたその日に死亡してしまった。

ミッチは妻が死亡したことを受け入れることができなかったが、徐々に「妻は死んだ」ということを確認していく。

ベスが発症したのは、未知のウィルスによる感染症で、どうやらベス以外にも香港や東京で感染して死亡した人がいるのだという。

アメリカ疾病管理センター・通称CDCやWHOなどは、ウィルスの全容解明に向けて様々な研究者や調査員などを世界に派遣する。

世界をウィルスの脅威から救い出すことはできるのか。

 

奇をてらわず、銃撃アクションや恋愛沙汰も交えず淡々と時系列に事実を積み重ねていく。

ジュード・ロウ演じる怪しげなフリージャーナリストがデマで一儲けするとこもあり、

発生元の香港(中国)が発生源の特定や患者数の報告をごまかそうとしたり、

政府と民間のワクチン開発バトルもあったり、ひたすら2020年の現実と同時進行してるよう。

マリオン・コティアール、ケイト・ウィンスレット、グイネス・バルトロウの女優陣がいい。

こんな映画を観ると日本政府の初動が遅く、その後も場当たり的なのが歴然とする。