amazonで400円出して「パディントン2」を観た。
以前、A部氏が推薦してくれたのだが劇場では見逃してしまった。
面白かった!
確かに1より2の方がずっと面白かった。
映画としてのワクワク感やユーモア、特にストーリーテリングが冴えてる。
かつてのビリー・ワイルダー作品を思い出した。
「あなただけ今晩は」とか「お熱い夜をあなたに」とか「フロントページ」とか。
映像も素晴らしい。
実写とCGによるアニメ映画という印象。
大画面で観たかったな。
子供のときに観たら忘れられない映画になってただろうなと思う。
たぶん一日中いて映画館なら2度3度と観ただろう。
「サイボーグ007」とか「長靴をはいたネコ」「わんぱく王子のおろち退治」とかみたいに。
冒頭にペルーでパディントンがルーシーおばさんにどうやって救われたかが示される。
激流を流されていた彼をルーシーおばさんが助けたのだ。
パディントンのロンドンのホストファミリーの奥さんメリー。
この顔どこかで見たと思ったら…「シェイプ・オブ・ウォーター」の主人公だ。
映画の本編は見てないけどアカデミー賞授賞式の番組や予告編で目に焼きついていた。
サリー・ホーキンスという42歳の女優さん。
わりと好みのタイプです。
最初の方にパディントンの朝が描かれる。
近所の人に愛される親切なクマさんの一日のはじまりを見ていると思わず微笑んでいた。
amazonプライムで観たので何度もリピートした。
お父さんのヘンリーにも素晴らしいシーンがある。
自警団を勝手につくった排外主義、差別主義者の隣人カリーに啖呵を切る。
「あんたって人は最初っからそうだよな。クマっていうだけで最初から偏見をもって見ている。
パディントンはそんなことはしない。人のいいところを見ようとする。誰にでもわけ隔てなくだ。
だから誰とでも友だちになれる。パディントンが来てからウインザーガーデンのみんなは
ハッピーになった。パディントンが親切を惜しまないからだ。
さあ、どいてもらおうかカリーさん。」