ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2023/01/21 (土) 人 生 は 日 々 “ 確 認 ”

益田ミリさんの本が好きです。

益田ミリさんのファンは女性メインなのだろうか?

この人の書く世界、僕はかなりハマってます。

僕の中に小さなおばさん、リトルおばさんが住んでいるから?

いや、ちょっと違うな。

たぶん自分の中にある嗜好や指向がミリさんと合うからだろうと思う。

旅のシリーズも好きで、もしかしたら太田和彦氏や安西水丸氏の渋い旅より、

ただ観察したり、話しかけられたり、行き当たりばったりだったりするミリさんの旅の方が、

自分と等身大にシンクロして、心地いいかも?と思う。

 

 

 

ミリさんは大阪出身。

ヒロはミリさんのお父さんは私のお父さんと同じ鉄工所(大阪の)に勤めていた!

と、彼女の本「オトーさんという男」を読んで断定している。

要するにどこにでもいる感が濃く、身近なのだ。

 

今回もトイレ本で愉しませてもらった。

これは小さいコトを確認する毎日を綴ったエッセイ。

 

・100円ショップの確認

・無印良品の確認

・京都駅改札内の確認

・カップルの確認

・エンドロールの確認

・他人の買いものカゴの確認

 

用もないのに確認する。

タイトルを並べるだけで「確認」作業の中身が想像出来るでしょ?

僕は近所の大型犬の確認のために浜を散歩します。

と書いて、この“確認”という作業の愉しさを再確認する。

僕が近所をジョギングするのも概ね“確認”だ。

季節の進行、環境変化、何か新しいことが始まってはいないか?

買わないのにダイソーをうろうろする。

用もないのに無印良品で店に流れているケルト音楽を聴きに行く。

桜の季節と紅葉の季節には近所をやたらと“確認”する。

いまの季節は梅の開花の“確認”が重要案件だ。

もうすぐ沈丁花も“確認”せねば。

生きることは日々の“確認”だ。

…と言えないこともないな。

 

そういえば…この本をもいちど読み返したいと思い出した。

確か可愛がってもらった叔父さんとの死別を書いたエッセイだったと記憶する。

僕も納骨壇の一件で、八十代になった叔父さんと30年ぶりくらいに電話で話したのだ。

 

さて21日(土)のフォト日記です。

臨港線の生け垣にサザンカが咲いている。

これはどう見てもサザンカ、だと思ってアプリPicture This で画像検索すると…

「ユチャ(油椿)」と出た。

あれ?と思い、別の花を撮って検索。

「ツバキ(藪椿)」と出た。

要するに区別がついていないのだ。

花の散り具合や葉の形状を見ても明らかにサザンカだと思う。

わからないなら、分かりませんと言えアプリ💢

臨港線にけっこう盛大に咲いている。

セカイノオワリに「サザンカ」という歌があった。歌詞にサザンカは出てこない。

生のししゃも フライにしてくれた。カリッとして旨い。

前橋汀子さんのヴァイオリンを堪能した。

こいつらも聴いた。

御年七十九 左の写真の頃は想像もしなかっただろうな。

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otomegaki.hatenablog.jp