お仕事3連チャンの3日目はふたたび陸上の現場取材で京都へ行く。
不確定要素だったのは昨日の2日目で乗り越えたので今日はウイニングラン的な一日。
天気にも恵まれ、気分はもう夏です。
夏日なので無理はしないこと。
得てして峠を越えてから気の緩みで転んだり、深酒したりで、思いがけずダメージを受ける。
慎重に、今日も省エネモード、ドタバタ動かず、任せるところは丸投げ方式で乗り切ろう。
朝は少し遅めにスタート、午後3時近くまでエアコンの効いた控え室で過ごす。
エアコン対策にウインドシェル(最近はウインドブレーカーをこう呼ぶ)は必須だ。
トシヨリは温度差にも弱い。
いつのまにか風邪を引いてたりする。
コロナ禍になってからはないけれど…。
表彰式、閉会式まで撮影して現場を出たのが6時半、帰社は8時前となる。
3連チャンを完走、当然のように京橋独酌で締める。
この年齢になって、いつ頃からだろうか、終わりを強く意識するようになった。
いいことはこのままいつまでも続かないのだという感覚。
愉しい時間も永遠には続かない。
同時に…辛い時間も永遠には続かないという救いもあるけれど…。
いつかは絶対に終わっちゃうんだな、という思いがいつも脳内にアラームを発する。
また、事態が良くなることより、悪くなることをより強く予感するようになった。
世界そのものが変質したのか、自分が変質したのか、はわからない。
そんな中でもこの3日間は楽しかった。
少なくとも…辛いことばかりではない。
それどころか恵まれていることばかりを感じる。
仕事では二十代、三十代、四十代の違う世代とほぼ同一線上で接する。
上下関係もなく、特別扱いもほぼない。(多少はあるけど)
思えば…そんな機会があるというのは僥倖だと思う。
*僥倖=思いがけない幸運
図らずも…。
自分と同世代でもそうじゃない環境の人もいる。
たとえば老老介護でほぼほぼ自宅周辺で生きている人も少なくない。
老母とテレビと新聞とネットが全世界で、おのずと言動や身体の動きも制限される。
体力、貧富も含めて、ずいぶんと個人差が出てくる世代だなと思う。
随分と遠くへきてしまった。