朝、トイレで座って用を足すたびに思う。
六十数年の長きにおいて、骨や筋肉は極めて複雑でメカニカルな動きをして、
それぞれの臓器も、血液も、リンパ液も、互いに補完し合い生命を維持し続けている。
よくぞそんな奇跡みたいな働きを休むことなく続けて、自分って凄いじゃんと自画自賛する。
看板スターである僕を、カメラや道具係、音効のスタッフ、脇役たちが支えてくれてる。
自分が凄いんじゃなくて、脳や臓器や骨格が凄いんだと思う。
電化製品も、自転車も半世紀も使えばどこか故障して機能不全になる。
いま起こりつつある(進行形の)ちょっとした不具合や、バグくらいなんだって思う。
朝は昨日、京都で買ってきた志津屋のカルネと珈琲 。
軽くオーブントースターで炙ると驚くほど美味しくなる。
いつもは帰りの電車で缶ビールとともに食べるのでトーストするのは初めて。
おそらくゼンメルというドイツ風のバンズ、挟まれているのはハム、玉ねぎ、マーガリン。
カルネ - スペシャル|京都のパン屋さんSIZUYA【志津屋】公式Webサイト
朝イチでWEB原稿の校正を一本アップする。
当初の予定ではあと2本、少なくとも手をつけておくつもりだったが気が乗らない。
せめて一本だけ、中途半端に進めておく。
いっきにゲイン出来ない時はこれもありなのだ。
午後遅くから大阪へ出る。
あす小野ハーフマラソンの撮影があるので、デジカムをピックアップに行かねばの娘。
ちょっと京橋の 七津屋 か にしの で軽くひっかけようと立ち吞み横町へ行くと、
どちらも、いや主だったどの立ち吞み屋も大盛況、ダーク状態に近い。
土曜の夕方だから? いや最近はいつ行っても混んでいる。
コロナ感染予防というより、そもそも混んでいる店にわざわざ入りたくない。
ほどよく空いていたら入ろう、飲もう、くらいの基本姿勢なのでどこへも入らず。
立ち食いのきざみうどんを食べた。
デジカムをピックアップしてそそくさと帰途につく。
居酒屋が混んでいるとき、一人飲みの選択としては…蕎麦屋、鰻屋(贅沢!)サイゼリヤがある。
立ち食いうどん一杯ではちょっと小腹が空いて、ちょっとだけ飲みたい。
西ノ宮駅前の吉野家だ。
アタマの大盛(ご飯小)、生卵に冷酒。
吉野家は大声で騒ぐグループ客もいないので読書酒にちょうどいい。
うどんを食べていたので申し訳なかったがご飯は少し残る。
だったら牛皿にすればよいものだけど、少しだけご飯も食べたいのだ。
あすは5時半起床。
でも、床に就くのが1時になってしまう。
早起きは明日を乗り切れば今年は終わりだ。
がんばろ。