今日はヒロと二人で近江散歩、僕自身は今週2度目の滋賀です。
いまマイブーム、シバリョウ先生並に近江好きやなあ。
今日は比叡山の麓、坂本の街歩きです。
そう、中世には信長に焼かれた坂本、実行部隊は明智光秀の軍勢。
焼き払ったのちに坂本城を築き、この町を治めたという苛烈な歴史のある坂本です。
遠藤周作の「反逆」を読み、「麒麟が来る」を見て、坂本への興味が沸いた。
十分日帰り圏内だ。
このエリアは、かつて30代の頃、大学ヨット部のドキュメンタリー取材で何十回と通った。
残念ながら当時はこの地の歴史文化に興味が無く、というか余裕も無く、素通りしてた。
若いころの視野ってそんなもので、それはそれで取りたてて愚かであったということではない。
歳をとって獲得できることは悪いことじゃないと今は思える。
今回のポイントは、穴生衆、日吉大社の紅葉、旧竹林院の庭園のリフレクション の3つ。
ヒロも一緒に行くのだから京都経由でおいしいスパゲッティを食べよう。
ついでに一味唐辛子も切らしてるから錦のぢんとらで買おう。
前回、京都へ来たのは緊急事態宣言の出る直前の7月、ゴーストタウンみたいだった
清水寺周辺が今は国内の観光客でごった返しているとニュースで知った。
京都の中心部、烏丸や河原町はどうなんだろう?
そんな目論見で、京都と坂本へ行って来ました。
自転車で阪急夙川駅、阪急電車で烏丸、錦市場で一味唐辛子を買い、そのまま木屋町の
「カルド」でランチ、鴨川沿いをさかのぼり、京阪三条から地下鉄、京阪京津線で浜大津、
乗り換えて比叡山坂本駅まで行く。
もみじが色づく日吉大社の参道を歩き、旧竹林院に立ち寄り、日吉大社。
日吉大社は阪急電鉄の駅に貼ってあった紅葉狩り案内で「見頃過ぎ」となっていた。
期待値を下げておいたが、確かに見頃は過ぎていたが、ズームして重ねて撮れば十分美しい。
紅葉は光と重なりですね。