五十代の諸兄に言っておく。
五十代なんてまだ若い。
無理が効く。
少しなら効く。
ハーフマラソンの自己ベストの更新だって可能だ。
俺でも出来た。
泊まるところを決めずに海外を旅することだって出来る。
俺でも出来た。
六十代はどうか?
俺は人並み以下だから、無理かもなって思ってる。
どう力を入れてもなんだかパワーが出てこない。
シフトダウンしていて、アクセルを踏んでるつもりでも速度が上がらない。
いつのまにか不具合が起きている。
五十代の諸兄に言っておく。
五十代のうちにやりたいことを一つ二つは叶えておけ。
…… なーんて何者でもない僕が、何かを成し遂げた人の如く書いてみた。
でも、ホントのことだよ。
今さらながら五十代に戻ってたらいいなって思うもの。
もう二十代とか三十代は面倒くさいけど。
最近、太田胃散が手放せない。
臓器に致命的な疾患(潰瘍とか癌とか)があるわけではないみたい。
食べ過ぎも飲みすぎもない。
加齢によるスペック低下。
年齢不相応に動き回ると体力が低下して、弱点である胃腸にくる。
呼吸器や浄化機能(肝臓、腎臓など)は大丈夫か?と言われたら大丈夫ではない。
心臓の不整脈や肺の息切れをふとした時に自覚する。
あちこちぐったりやれやれ、です。
65歳以上の人には後悔している時間はない。
65歳を過ぎたら、次のバスは来るかどうかわからない。
65歳も過ぎれば、検査すれば誰だって、がんの10個や100個は見つかる。
65歳を過ぎれば、あとは死ぬだけなのだから、楽しく暮らさないと損だ。
松原惇子著『母の老い方観察記録』
午前中に走る。
走るには最高の季節だと思う。
空も山も海も、秋風と光を浴びてフォトジェニックな景色になる。
色彩も夏のようにビビッドではなく、冬のようにシンプルでもなく、中間色。
目に優しい。
遅めに出社、編集チェックとWEB原稿校正作業。
帰りに京橋立ち飲み横町巡回。
少しだけ飲みたかったので七津屋で冷や酒と里芋煮とおでんの平天。
ノルマは終えられなかったけどこの晩酌で仕事打ち止め。
帰宅したら「嫌われた監督」を読んで過ごそう。
22時近くになって双葉湯へ行く。
この時間になると空いている。
夜更けに自転車で43号線と2号線の大河横断は少しビビったけどさっぱりした。
あしや温泉は火曜日休みなのだ。