雲に覆われた阪神間の空、5月半ばだというのにホントに梅雨になってしまった。
これもきっとコロナウイルスのせいだと思う。
雨は降ってないので午前中少しだけ走る。
最近は走りたいときだけジョグして、歩きたくなったらウォークする。
血流が良くなればそれでいい。
いつかまたちゃんと5キロとか10キロとか走り続けたいなと思う。
でも、前線から後退していく途上なのに前線に戻ることが果たして出来るのだろうか。
梅雨どきは気持ちまで後ろ向きになる。
これもきっとコロナの二次被害だと思う。
ジョギングのウエアは横浜トライアスロンでもらった半袖Tシャツと無印の短パン。
薄手のウインドブレーカー(今風に言えばウインドシェル)とONのクラウドスイフト。
初夏はこの組み合わせで走るのが好きなのだけど気温はともかく湿気が多い。
ウインドブレーカーの下はすぐに汗ばむ。
きょうは出社、編集チェックともろもろの準備作業。
5時半過ぎに社食でカレーうどんを食べる。
今朝、体重が71.50になる。
横浜出張の前乗りでコンビニ食を飲み食いした報いが今でてるのかな。
5月の平均体重は70.95で、4月と変わらなくなってきた。
意識を持って減らしたい。
まずは瞬間最低値を68キロ台にすること。
ここ十数年67キロ台になったことはない。
6月中に2週間くらい集中してチャレンジしたいな。
雨に遭わず帰宅。
iPhoneアプリ「おしゃべりペット」で遊んでからHulu「息をひそめて」を観る。
7話は合唱部の女子高生と教師の話、教師は斎藤工で1話の食堂の客として登場する。
8話は完結編、ちょっと無理筋かなと思ったが物語を歌のチカラで押し切ってまとめてしまう。
7話の高校生のかなしみに感情移入する。
合唱部のコンクールがコロナで中止になった。
教師の斎藤工から言われる。
あらかじめ用意していたセリフだ。
「大会は中止になりました。先生も辛い。でも、いま出来ることをやろう。誰のせいでもない。」
家では朝食のときに父親が言う。(父親を演じていたのは映画監督の吉田大八)
「これからこの変化に対応出来ないやつは終わりだな」と。
高校生活を普通に楽しんできた大人たちはそう言う。
いわゆる “ニューノーマル”
気晴らしに川沿いを走ってきた彼女に母親が言う。
「いまは出歩かない方がいいんだけどね。すぐに着替えてシャワーを浴びなさい」
高校生は日記に書く。
「今あるかたちで生き残れないなら、滅びることは仕方ない。リスクがあるからこそ、命は重く、美しい。」
去年の3月、淡路島の脳天気な寿司旅からジェノバラインで明石へ戻った。
すでにセンバツの中止は決まっていたが明石駅には「がんばれ明石商業」の横断幕があった。
ブログ「ごろごろ神戸」で平民金子氏がこんなことを書いていた。
会見している人が、選手たちに、今回の事を乗り越えて次の夢に向かってがんばってほしい、みたいな事を言っていておそろしい。ふざけんなよ、殺すぞ、まじで殺すぞみたいな球児の声は当然聞こえてこない。センバツ中止、ディズニーランド閉園延期、USJ閉園延期、宝塚歌劇団公演再中止、そのようなニュースがずっと流れている。(「平民新聞」)
2020/03/11 Wed. 明石から淡路へ、そして明石 - ぷよねこ減量日記 new / since 2016
「息をひそめて」の7話を観てこの投稿を思い出した。
「今あるかたちで生き残れないなら、滅びることは仕方ない。リスクがあるからこそ、命は重く、美しい。」
このセリフも自由だった旧ノーマルをさんざん享受してきた六十過ぎの僕が思うのなら納得もする。
高校生に言わせるのは…ニューノーマルというのは無慈悲な話だ。
普段、いまどきの高校生に同情なんてしないけど、この件に関しては…する。
古いことに、終わったことにいつまでもこだわっていたら時代に乗り遅れるぞ。
その手のセリフには違和感がある。
たぶん、これは終わる。
そんなセリフもいつか忘れられる。
したり顔で新しい生活を語る人はたぶん、一番最初に忘れる人たちだと思う。
ドラマとは関係ないけど、夜中にふと思った。
ひとりで金沢へ行こうかな、と。
一泊二日で。
学生時代に食べた懐かしいメニューを全部食べたい。
竜さんの中華丼、千成のサービス定食、ターバンのカツカレー。
調べると金沢は独自の緊急事態宣言を出していて大阪以上にぴりぴりしているみたい。
6月中に行きたいな。