明石魚の棚でA部氏と合流、みどり食堂で一杯だけ飲んで、3時発ジェノバラインで淡路島へ渡る。
滅びつつある岩屋の商店街を歩き、レトロ銭湯として有名な「扇湯」で温泉に浸かる。
魚屋さんがやってる鮨屋「林屋鮨店」で贅沢十三貫、6時発の明石行きに乗る。
3時間の淡路島小旅行を堪能する。
鮨酒の前に島の銭湯へ行こう。
「電話もらったお客さん?」と番台のおばさんに言われた。
そうです!僕らお寿司食べに大阪と西宮からやってきました。
何もかも古い温泉、進化を止めたが朽ちてゆく感じはない。
浴場には似顔絵アートがあったり、脱衣場も小ぎれいです。
扇湯はレトロ温泉として有名なようで。
ただ休みが5日営業して1日休むというシステムなので電話して聞くしかない。
土曜日にはこの商店街に「淡路島ハイボール」という店が出来る。
そのときにまた来よう。
もうひとつ西隣の集落にも銭湯がある。
そこへも行きたい。
【淡路島のおすすめ銭湯】丸吉湯は清潔感があっておすすめ!実際に日帰り入浴してみました。
お風呂は真ん中に楕円形タイル貼りの浴槽がある。
周りが一段高くなっていて座れるようになっている。
「風呂の湯で洗っていいから」とおばさんが言ったようにここに腰掛けて洗えるのだろう。
昔はみんなそうだったのか。
しばらく独占だったが、途中で島の爺さまが入ってくる。
珍しい動物でも見るようにガン見される。
かなり耳が遠いようだ。
会話がちぐはぐになりも何とかコミュニケーションをとる。
爺さまによると…「自分は長﨑から移住したが淡路島の食べものはアカン」
「11月のしらすは旨いが…」とのこと。
この歳になるまで爺さまは長﨑の食べ物が恋しかったのだろうな。
長﨑のどこから来たのか聞きたかったが耳が遠く聞き取りに失敗した。
さて、鮓林屋の予約時間だ。
江戸前の「希凜」とは違い「林屋」はネタ勝負の鮨屋。
4時半で家族連れが2組、カウンターに二人連れが一組いた。
お好きな席、カウンターに座って瓶ビールから始める。
風呂上がりのキリンラガー。それだけで価値がある。
十貫のおまかせでお願いする。
ここの鮨の味つけはしょうゆ、塩、レモンで自分で選びます。
お酒はビール中瓶、淡路島の冷酒300ml、白鶴の熱燗一合。
で、締めて二人で11850円でした。
さて帰りますか。
18時ちょうどのジェノバライン。
アワイチの自転車グループとか部活の若者らでそこそこ客はいる。
小動物は見なかった。
淡路島から帰る高速艇のテレビでセンバツ中止の会見がライブで流れた。
9年前は中止にならなかった大会なのに…。
神戸の広報誌に「ごろごろ、神戸」という連載をしていた平民金子氏がブログにアップした。
会見している人が、選手たちに、今回の事を乗り越えて次の夢に向かってがんばってほしい、みたいな事を言っていておそろしい。ふざけんなよ、殺すぞ、まじで殺すぞみたいな球児の声は当然聞こえてこない。センバツ中止、ディズニーランド閉園延期、USJ閉園延期、宝塚歌劇団公演再中止、そのようなニュースがずっと流れている。(「平民新聞」)
明石で一軒だけ吞んでいきましょう。