2021/02/05 Fri. 2021初登山 播磨アルプス縦走

山陽本線で姫路へ行くとき、加古川の橋を越えると気になる景色があった。

ガイドブックでこのあたりに高御位山(たかみくらやま)という低山があって展望がいいとある。

簡単に登れそうなのでいつか行こうと思っていた。

位置はわかっていたので、どの山だろう?といつも車窓から探した。

あれだろうと見当をつけた山、その山容は異彩を放っていた。

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300mとは思えない山容 奥に見えるのが最高峰の高御位山304m

 

低山だが迫ってくるものがあった。

六甲や生駒みたいに木々の緑に覆われた里山ではない。

岩肌に木々はまばらで乾燥地帯のようだった。

ギリシャの山を思い出した。

そうそう、ギリシャの山だ、と独りごちた。

一人旅をした1989年の夏、ペロポネソス半島のキャンプ場から見えた山。

2004年の夏、アテネ五輪の中継仕事で泊まったアテネ市内の宿舎の周りの山。

きょう初めて高御位山を見たヒロが、イランの山みたいだね、と言った。

そうだ。

テヘランの市街地から見えた山もこんな感じだったなあ。

2021年、初登山へどこにしよう?

高御位山を調べた。

この山域に縦走コースがあるのを知った。

播磨アルプスと呼ばれているらしい。

いいじゃん。

播磨アルプス。

近畿にも〇〇アルプスと呼ばれているご当地アルプスがいくつかある。

須磨アルプス、小野アルプス、湖南アルプス、加西アルプス、紀南アルプス…。

須磨アルプスは何度か行った。

2021年初登山は播磨アルプス縦走にしよう。

播磨アルプス縦走コース  http://www.takasago-tavb.com/pdf/takamikura-map.pdf

 

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冬場の低山としてはベスト 好展望の山 

*写真クリックで拡大します。

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【行動ログ】

自宅〜🚲[自転車]〜コープ〜 [徒歩]〜さくら夙川駅〜[JR]〜曽根駅〜[徒歩]

〜中所(なかじょ)登山口〜 大平山155.7m〜地徳山194m〜(百間岩)〜鷹の巣山264.2m

〜高御位山299.8m〜北山奥山183m〜辻登山口〜[徒歩]〜JR宝殿駅〜[JR]〜さくら夙川駅

〜[徒歩]〜コープ〜[自転車]〜自宅 ( 11:30 登山スタート 〜17:55  下山)

 

ウエア:マムートパーカー、モンベルウルトラライトダウン、モンベルシャミース、

    LLビーンTシャツ、ユニクロストレッチ暖パン

    オンクラウドベンチャーWP(初)

装備: カリマーランクス28L(初)

 

播磨アルプス このずーっと先まで縦走したのです。 *クリックで拡大します

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今回、参考にさせてもらったのがこの動画でした。

    

今回 初めて使った山道具について

・ザック カリマーランクス28リットル

 チェアを2脚入れて登った。ザックそのものの背負い心地は問題なし。

 重さもそれほど感じないし、ブレもなし。 

 雨ぶた(トップの部分)が意外に小さいのが気になった。

 もう少し大きくても頭でっかちにはならないのかなと思ったが、実際に不便だったわけではない。

 カリマーランクスは上々のデビューでした。

 

・シューズ オンクラウドベンチャー

 基本的にはトレランシューズ。普段履きにもしている。

 ソールが固いので岩稜地でもいけると踏んで使用した。

 グリップがしっかりして滑ることは一切なかった。

 軽いので走ろうと思えば走れるシューズ。

 ただ荷物がこれ以上重いと支えきれないかも。

 本格的なアルプス縦走登山だと荷物が倍くらい重くなるので避けた方がいいかも。

 低山には十分使えます。

 

・忘れもの キャップとタオル

 久しぶりの山だったのでいろいろと忘れものが。

 冬用のフリース帽は持って行ったがひさしのあるキャップは持って行かず。

 半袖になったほどの暖かかったのでキャップが欲しくなる。

 

アップダウン多し。15のピークを律儀に踏んでいく。

コースタイムは4時間半のところを休憩含めて6時間かかってしまう。

理由はあるあるでした。

・左太もも内転筋が攣る。(いつもの箇所)

・最後の最後で道迷いしかける。

内転筋が攣る理由は股関節の可動域に問題ありというのは前々から言ってたこと。

ストレッチをもっと真面目にやらないともっと長い山行や夏場はツライね。

道迷いは標識の文字が消えていたのとイラスト地図のみに頼ったこと。

最後の分岐の「辻登山口」という文字が消えていた。

下山路が無数にあるので返って迷う。

(30分くらいでどこかに下りられるのだから遭難の危険性は少ないが)

5時半過ぎ、稜線はまだ明るいが樹林帯は薄暗い。

ヘッデンは持っていたのだがまさか使うことはないと思っていた。

iPhoneの照明で足元だけを照らして下山した。

6時数分前でした。

下山しても市街地ではないからそこそこ暗い。

30分弱歩いて宝殿駅に着く。

お疲れ様でした。

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以下、播磨アルプス縦走行の写真日記です。

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山陽本線の曽根駅から歩き始める。

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播州平野の田園地帯を歩く。

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大きな鉄工所の裏山から登山道に入ります。

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歩き始めたらすぐに暑くなる。パーカー、フリースを脱いで半袖になる。

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主峰の稜線まで1時間半ほど支稜の尾根を歩く。

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半袖、正面に見える三角形の山は何だっけ?ここからも縦走路があるそうだ。

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播磨アルプスをバックに 冬の青空に浮かぶ

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負けじとケンゾーも舞い上がった!

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とにかく岩が主役の縦走路です。

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「姫路城が見える!」とヒロが叫んだ。

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鹿島神社の鳥居 ここから登るのが最も一般的 駐車場がある。

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どーんと正面に百間岩が見えてきた。これって一枚の岩?

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巨大な岩がそのまま山  オーストラリアのウルル(エアーズロック)のようです。

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へっぴり腰で登るヒロ、両手両脚を使って“とかげ登り”

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ぷよねこ岩を登る 撮影はヒロ

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どれくらいの斜度かな? なかなか迫力あるアングルだ。

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百間岩を登り切って稜線をしばらく行って振り返る。こうして見ると無難な斜度だが…。

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鹿島神社からは百間岩ルート以外にもグザグに登るルートがある。

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これからこのアルプス的な稜線を歩く。

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山に刻まれた登山道 花崗岩の山です。

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このあたりは御影石の産地 石切場が点在する。

 

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馬の背から延びる下山路 

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今日はピークを15越えた。どの山も巻かずに律儀にピークを踏んでいく。

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ヒロが撮ったウグイス色の野鳥 メジロです。

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高御位山(たかみくらやま)山頂にある風景指示板

 

ヘリノックスもどきのチェアを2脚持って行ったのでベンチをテーブルにして坐る。

(今回は必要なかったのですがカリマーのザックの容量を知りたくて持って来ました)

保温ボトルの湯は6時間くらい経過して温度が下がっていておそらく55度くらい。

モンベルのアルパインサーモボトルは6時間経過で80度だとのこと。

これはゲットすべし。

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昼食は3時前、日清のカレーめしとミニカップ2ケとちびっこおにぎり

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頂上にある大岩に立つ。304mなのに高山みたい。

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高御位神社の社がある。

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辻登山口に下りて宝殿駅へ行く予定

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いきなり岩を滑り落ちるように下山します。なかなかの高度感。

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冬木立と松の青が美しい

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この縦走で一番美しかった風景 左端から右へ、歩いて来た稜線を見ながら…。

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竹林かがやく里の2月

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北山あたりから高砂市内を俯瞰する。なかなか都会じゃないですか。