ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2020/10/10 Sat. 思い出しながら書く

うーむ、毎日更新が是のぷよねこ減量日記なのに一週間近くもブランクが出来てしまった…

ま、こんなこともあるさ。気を取り直して遡って空白を埋めていこう。

 

秋晴れ、なのに家ごもりの土曜日。

そろそろ痛風の腫れも引いてきたので走り始めたらいいのにグダグダと過ごしてしまう。

図書館で予約本をピックアップする。

夙川沿いの木々がすこしずつ色づき始めている。

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中央図書館、僕らの本籍地はここの住所なのだ。

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紅葉でも黄葉でもないが、ほのかな秋の色が景色を染める 新緑にも見えなくはない。

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新緑……じゃないのか?

かつての体育の日。

1964年の東京オリンピックの開会式。

東京千駄ヶ谷 国立競技場の上空は真っ青な空だった。

2020年の西宮の空も真っ青だ。

 

この日、午後から僕は何をして過ごしていたのか5日前なのに憶えていない。

そうそう家ごもりと最初に書いたけど違った。

デジカムとMacBookをピックアップしに局まで行ってトンボ帰りしたのだった。

帰りにダイエーでフォーを買うのを頼まれていたのだ。

夕食はそのフォーで鶏トマト麺とそのスープでチーズリゾットを作ってもらった。

 

amazonで「張込み」の残りのクライマックス30分を見た。

昨日も書いたが以前にも見たはずなのにまるで憶えていない。

今回はこの物語の持つ切なさを味わうことが出来た。

歳はとるものですね、ハハハ。

シネマ紀行 「張込み」

あいびきを隠れて見張る 若き刑事 柚木(ゆき)の心情が独り語りで入る。

この女は数時間の命を燃やしたに過ぎなかった。今晩からはまた、あのケチな夫と先妻の子供たちとの生活に戻らなければならない。そして、明日からはあんな情熱が潜んでいようとは思えない平凡な姿でミシンを踏んでいるだろう。

野暮と言えば野暮な演出だが、不思議に映画の時代とマッチしていいのだ。

容疑者役の田村高廣と人妻役の高峰秀子のラブシーンの背景にあった山は涌蓋山だという。

3年前に登ろうとしてヒロの体調が悪くなって断念した久住山系の山だ。

筋湯温泉の「名山」という宿の露天風呂からどかーんと見えていた。

 

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ポスターは天然色だが映画はモノクロです。

 

急行列車で始まり、急行列車で終わる。

帰りの佐賀駅のアナウンスが停車駅を告げている。

乗ったのは東京行き「急行西海」だそうです。。

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東京へ帰る一行、昭和の時代、地方の駅はこんな感じでした。

 

 

 

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熊本県小国町の犬滝らしい。

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宝泉寺温泉という設定で ロケされたのは九筌ノ口(うけのくち)温泉 風情あるなあ

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湯上がりの石井(田村高廣)、このあと……。