ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2020/09/22 Tue. バイオリズム低下

部屋の中を涼しい風が吹き抜ける。

素肌に感じる空気が心地いい。

季節は “金で解決” できないもののひとつだけど、気持ちいい涼しさにはいくらか払ってもいい。

エアコンなしの25℃以下で湿度は50%以下ならワンコイン500円の価値はある。

いわば鰻や鮎の天然物みたいなもの。

エアコンで作った冷気は養殖物、せいぜい出しても100円かな。

でも、マジで蒸し暑い夏には惜しみなくエアコンを使ってしまう。

天然の涼しさが得られるとあの暑さをすでに忘れている。

 

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てんは軟骨唐揚げが大好きです。飲み物はカルピスが好きです。

 

この秋は音楽映画が目白押しで楽しもうと思う。

「真夏の夜のジャズ」は昨日見たばかり。

ジャズ系では他に「マイルス・デイビス クールの誕生」「ジャズ喫茶ベイシー」

ポップなソウル音楽の「メイキング・オブ・モータウン」

ロックの「ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった」

音楽映画ではないかもしれないが友川カズキの映画「どこに出しても恥ずかしい人」

そして、こんなのもあった。

「マイ・バッハ 不屈のピアニスト」

ブラジルのバッハ弾きのピアニスト ジョアン・カルロス・マーティンズの伝記映画らしい。

知らなかったがリオ・パラリンピックの開会式でブラジル国歌を演奏して話題になったという。

右手の指が難病で動かなくなり動画にあるようにメロディーを単音で奏でる。

これがいい。

ブラジル国歌は何度かワールドカップやオリンピックで聞いたことがある。

アップテンポの勇壮な曲だった。

こんなに美しい曲だったのか…

 

www.youtube.com

 

小野寺史宣「ひと」を読了。

夜の側の立つ」「ひりつく夜の音」に続いて3冊目かな。

ひと

ひと

 
本屋大賞2位になるのはなんとなくわかる。
読んでてやさしい気持ちになる。
タイトルは「ひと」 ひとはひとに出会い人生が形になっていく。
読み終えると確かに「ひと」は言い得て絶妙なタイトルだと思う。
主人公は21歳の青年 聖輔(せいすけ)、とてもいいやつ。
物語が始まってすぐに退学するのだけど法政大学経営学部の2年で、
市ヶ谷キャンパスに通っていて南砂町という荒川の近くの街に住んでいる。
僕も金沢大学に合格してなかったらサンケイ新聞の新聞奨学生で、
新聞配達をしながら、たぶん法政とか明治とかに進学してたかもしれない。
聖輔も貧乏学生なので親近感が沸く。
地方の好青年が東京に出てきて貧しくも清く正しく暮らすという物語。
昭和の話ではなくて令和の話。
聖輔の再出発、旅立ちで終わる。
鳥はいつか飛び立つ。
僕は……長く同じところに止まりすぎている。
 

 

久々に出社。

いろいろあって疲れる。

帰りに駅前ビルのB1の「スタンドもぐ」という店でちょっと飲む。

帰宅して焼きめしと軟骨唐揚げ。

夜遅めから久々にオンライン吞み。

ちょっとフィジカルではなく気分的にバイオリズムが低下しているような気がする。

すっきりしたい。

何をすっきりさせたいのかがわからなけど。

 とにかくすっきりしてないのは感じている。

鳥はいつか飛び立つ。

すっきりしなくても飛び立つのだろうか。

 

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夕食はシンプルに焼きめしと軟骨唐揚げ

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4月以来のオンライン吞み、日付変更線を越しちゃいました。