いつもより朝が早い木曜日。
ナレーションの手直しは終わってるし、テレワークしたいなと思ったが…
雨は降ってなかったし、行かねばならぬ案件も出来たので出勤する。
当初はあす実家に帰省するつもりだったが特に大きな理由もなく中止を決める。
天気予報がイマイチだとか、チケットを用意出来てないだとかの理由。
とにかく動くこと、移動することが億劫になっているのだ。
世間の圧はあるにしろ、行動範囲が急速に狭まってしまった。
当初は狭いながらも楽しい我が家的な雰囲気が新鮮で悪くないと思ったこともあった。
もちろん、年齢からして拡大より縮小傾向にある時期にコロナだ。
マスクしたままで長時間行動するのも気が進まないし、と。
ステイする理由がGO TO する理由に勝っている。
昼ごはん、天五のスシローへ行く。
6月にも来たが店はまたひとつ厳戒態勢になっていた。
カウンターに前にはなかった透明アクリルの仕切り板ができた。
かなり狭い。
正直言って空いてる時間帯にそこに押し込められるのは窮屈この上ない。
3皿食べてそそくさと出る。
回転寿司屋がそれなりに苦戦してるのはわかるけど息苦しいのは勘弁して欲しい。
いぶきうどんへ行く。
オープンキッチン、立ち食い、仕切り板なし。
かけ小、相変わらず出汁が旨い。300円の至福。
小野寺史宣「ひと」を読み始めて、冒頭の揚げものの描写に得心する。
いわく…
・揚げる たぶん人類がしたなかでもかなり高度な部類の発明
・焼くことは思いつく。でもそこから揚げにたどり着くまでには長い時間がかかっただろう。
・あまりうまくないものでもとりあえず揚げちゃえば食えるんじゃないか?
とにかく揚げたてのフライものは何でも旨い。
しかも肉屋の前で売られているコロッケやハムカツやミンチカツには恐るべき吸引力がある。
肉屋で買った揚げたてのコロッケ+冷えた缶ビール+そこらの公園のベンチ。
世界の終わる日にしたいことのひとつ。
帰宅して編集の手直しをして、デスク下で昼寝する。
寝入るときにしばらく本を読むのが常だがきょうは本なしですぐに眠りに入る。
すごく気持ちいい。
このまま朝までだって眠れそう。
19時過ぎに起こされる。
夕食後、しばらくテレビを見て、10時にプールへ行く。
夜の空気が気持ちいい。
来週はミニ番組の担当は外れている。
貴重な平日の休み、そろそろ動こう。