7月は今日で終わり。
自粛の4月5月はゆったりと過ぎて、明けてからの6月と7月は体感的にめちゃ速かった。
21世紀の人類はなんか振り回されてるな。
19世紀も、17世紀もそうだったのかな。
購読しているブログの人がこんな記事をアップしてた。
暑中お見舞い申し上げます ……“打ち上げ花火”と“線香花火”…… - 一日の王
そうだなあ。
軒並み打ち上げ花火は中止、ことしは線香花火の夏かもしれませんね。
自宅でひっそりと夏を行き過ごす。
今までにだって、60数年の間、どこへも行かない夏ってあったような気がする。
バイトばっかりしてたり、単に行き詰まってたり、やる気なくしてたりの腐っていくだけの夏。
思えば若い頃はいつも失敗の夏だったような。
あるいは、サザンの歌みたいに「あきらめの夏」でした。
最高の夏なんてあんまり記憶にないですね。
今日は午前中をぼんやり過ごして、お昼近くに普通にごはんを食べて、いつものように昼寝した。
寝転んで本を読んでたら胃のあたりにボーマンの予備信号みたいなのを感じる。
胃のど真ん中、あるいは少し上の鳩尾あたり。
痛みまでいかないけどイヤな重だるい感覚。
もやもや、漠として、とにかく元気が奪われる。
例のガスピタンも食前に飲んだのに効果がない。
あるいはあってこの程度なのか?
ガス痛手前の症状。
しばらくまた横になる。
うんうんと苦しんでるとヒロが「虹が出てる!」と呼ぶ。
写真撮っといてとカメラを渡す。
大きな虹だよ、と呼ぶので起きて見に行く。
東の空いっぱいに半円の虹。
二人で虹見るの旅行以来だね、とヒロ。
そういえば北海道でも、奥飛騨でも、琵琶湖でも二人で虹を見たことを思い出す。
きょう午後、関西地方の梅雨が明けたらしい。
一つ、ショッキングな訃報。
森ノ宮にあるランニング用品専門店の店長が六甲で事故死していた。
六甲トレイルランや乗鞍高原の天空マラソンなどのレースも主催してた人で、
シューズやYURENIKUIというウエストバッグを買ったときに店で話をしたこともある。
小柄だが頑強で、元気な話し好きの人という印象がある。
26日、先週の日曜日の出来事だった。
有馬温泉近くの滝つぼで、溺れそうになった女性を助けようとした男性が深みにはまり、死亡した。死亡したのは、大阪市にあるランニング専門店の店長、三浦誠司さん・48歳。三浦さんは26日午前、女性3人と山道を走る「トレイルランニング」で現場を訪れていた。沢で水浴びをしていたところ、女性が滝つぼで溺れそうになったのを助けようとして、深さ2メートルほどの深みにはまったとみられている。三浦さんはおよそ1時間半後に救出されたが、すでに死亡していた。女性にケガなどはなかった。当時、川は、雨の影響で水かさが増していた。
女性助けようと滝つぼに…男性死亡(読売テレビ) - Yahoo!ニュース
滝壺はホワイトバブルで浮力がなく、泳げる人でも溺れるということを知る。
トレイルランやアドベンチャーレースのランナーだった人が水難事故。
思い出すのは穂高岳山荘の宮田さんだ。
数々のレスキューをしてきた山の人が亡くなったのも伊豆の海だった。
知ってる人で、自分より若い人の訃報にふれるのは辛い。
2020年は主催レースも軒並み中止で辛い夏を迎えてたことだろう。
ご冥福を祈ります。