ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2020/06/08 Mon. 8ヶ月ぶりのメリケンパーク

今日は午前中に荷物が届いて、それらを受けて荷ほどきして、午後から外出する。

(プリンター複合機はまだ段ボールのままですが)

TOHOシネマ西宮で映画を見る。

3月30日以来の劇場鑑賞。ことし9本目です。

「三島由紀夫vs東大全共闘」@TOHOシネマズ西宮

これについては別ポストでレビューします。

阪神西宮駅へ移動して駐輪、阪神電車で元町まで行く。

きょうは神戸市内の角打ちへ行くと決めていた。

実はそれほど飲みたいという身体的欲求はなかったのだけれどメンタルが欲していた。

年寄りはこのへんのバランスがよろしくない。

揺れる六十代なのだ。

本当なら飲まずにあったかい饂飩などをすすって帰ればよろしいのだが。

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Night @メリケンパーク ここがベスポジかも。

御影の「美よ志」もいいなあと思ったが神戸のシンボル メリケンパークやポートタワーが見たい。

で、元町下車して、途中で仕事の電話(これがちょっとムカつく)と実家の母に電話。

4月末に父を亡くしたMが、一ヶ月経つかの昨日、母を亡くした。

たまたまその前日に神戸の実家に戻っていた翌未明のことだった。

長く患っていた方で一人息子がいっしょの時を見定めて安心して逝ったのだろうと話した。

わが母はことし米寿になる。

電話したのはいつだったか調べたら非常事態宣言突入の一週間前3月末のことだった。

ちょっと心配になって電話するも「いま出られません」とのコール。

 

ポートタワー近くの山田酒販へ行く。

ところが支度中の札が下がり営業していない。

仕方なく元町アーケードの焼き鳥「ひなた」のカウンターに座る。

隣りの客まで中3〜4席ほどの空き具合。

しかし、飲食店も大変だよな。

千客万来、商売繁盛が生存意義なのに。

自粛に次いで、営業してもいいよ、ただし…と本能に反することを強いられる。

両脚を縛ってマラソンを走るみたいなもどかしさ。

それでも店は営業するのだ。

途中で突然カップルが無遠慮に隣の席に座る。

トナラーはトナラーだね。

 

塩レモンサワーを3杯飲んで出る。

メリケンパーク方面に歩き始めて母に電話する。

今度は出て、声も元気そうだった。

変わりもなく安心する。

 

午後8時、メリケンパーク。

おそらくラグビーワールドカップ以来8ヶ月ぶり。

あの頃、この場所でビールを浴びるように飲んでいたイングランド人は元気だろうか。

スターバックスも営業再開していた。

海風が心地いい。

ふとマスクをしてないことに気がつく。

どこかで落としたか。

予備のマスクはある。

そういえば最近、路上にマスクが落ちているのを見かける。

こういうことか。

路上のマスクは片一方の手袋みたいに悲しい。

拾い上げる気もしないし。

 

 

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「ひなた」に来れば茄子生姜です。180円の満足感。

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阪神高速の高架のすき間から神戸のシンボルが覗く。

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鉄塔のデザインとしてはポートタワーが一番好きだ。

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スターバックス営業再開