ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2018/10/13 悠々として急げ

この日の最初に記すべきことがある。

今シーズン絶好調の神鋼、あのダン・カーターを一目見たいと、

あえてプレス受付ではなく、チケットを買って臨んだにもかかわらず、

10番の背中を拝むことなく、メインスタンド階段下に転がり落ちた。

わずか10分ほどに2000円を費やしたのでありました。

 

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マルチタスクは危険だということを今さら知る。

前のめりは危険だと言うことも知る。

尻もちをつくことが安全策だということも。

ただし後頭部はプロテクトせよ。

そして、認めたくはないけど、年齢を考慮した悠々とした動作をすべし。

かの開高健の著書にある。

 

  悠々として急げ

 

心に刻め。

 

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CT撮影の結果、脳には影響ないようでした。

流血、現場での応急手当、しっかりした女性の方がやわらかいタオルを供出してくれて、

しっかりと止血ができた。どなたか知りませんが感謝します。

救急車搬送、Mが付き添いしてくれる。

来週のハーフマラソンはD.N.S. だね。

左前頭部を9針縫合@東住吉森本病院

頭蓋骨骨折、一筋のひびが入っている。

入院不要との診断。

自宅安静、抜糸は一週間後。

まずは事実報告のみ。

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病院から阪神梅田までタクシーに乗る。

阪神電車で西宮、痛み止めと胃薬、抗生物質を処方してもらうべく薬局へ寄る。

ちょうど17時を過ぎていて駅前ビルのEという薬局は閉まっていた。

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入り口の自動ドアにおばあさんが出てきてくれた。

お願いすると、いいですよ、ちょっと時間かかりますが…とのこと。

処方箋を出して店内で待つ。

薬剤師はおじいさんだった。

たぶん八十近い。

一旦、閉店してしまったのでパソコンを立ち上げる。

ずいぶん旧式のWindowsパソコンだ。

入力に時間がかかる。

薬局を始めたころはもちろんパソコンなんて無かった。

今、内服薬の袋にもパソコンでプリントアウトしたものを使う。

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 待つこと20分、560円払って店を出る。

悠々として、と心に刻んだ日にふさわしい薬局だった。

これでいいのだ。

 

そういえば何も食べてない。

胃はグーグーと鳴いているのだけれどそれほど食欲があるわけではない。

麺類にしよう、と西宮食堂へ入る。

コロッケうどんにしよう。

ご飯は中も同じ値段と言われたけど小で。

 

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 ここの麺は多加水でもちもちして旨い。

コロッケは半分うどんに入れて、半分はだぼだぼソースでご飯のおかずにする。

ご飯は半分残してしまう。

 

嫁と義姉が帰宅したのは23時ちかくだった。

ケガのことは最初は気づかれず、自白した。

頭蓋骨骨折のことは伏せておいた。

ヒロの部屋に布団を敷いて寝る。