一昨日ときのう、ジョギングしながら聞いたPodcastの番組に片岡義男が出演していた。
新刊をいっしょに作った編集者もいっしょに出ていて、その五十代半ばの編集者は若い頃、
片岡義男の本の熱心な読者だったという。
「片岡さんの本でいろんなことを教えてもらいましたよ。」
そうなんですよね。
男子にはそういうライフスタイルの師匠のような、頼れる先輩のような作家がいる。
僕も場合、片岡義男、景山民夫、椎名誠、野田知佑…。
村上春樹もそうかもしれない。
僕が片岡さんの本を読んでいたのは大学生の頃だろうか。
本棚からその頃に読んだ本を何冊か引っ張り出してきた。
「コーヒー もう一杯」「ターザンが教えてくれた」「吹いていく風のバラッド」
「アップルサイダーと彼女」 片岡義男の角川文庫、表紙を見ているだけで何かを思い出す。
パラパラとやってお気に入りの何編かを読み返す。
字が細かいな。
「アップルサイダーと彼女」は昭和54年の初版、「コーヒー もう一杯」は55年の初版。
1979年、1980年…。
自分の日記をキーワード検索すると、片岡義男 でいくつも出てくる。
年に二度か三度は片岡さんのことを書いている。
キロ6分以下で5キロのペース走。
そのつもりで走り始めたのに半分ほど過ぎてペンキマークを見失う。
しんどかったので見失ったふりをした。
芦屋浜の海沿いの5キロコースは片道2.5キロで100mごとにマークがある。
次はマークを気にせず5キロ走り抜こう。
午後から出社する。
収録場所が決まらないと落ち着かない。
アテにしていたガーデンオリエンタルが日曜日で使えない。
11月の勤務表を記入したり、営業用に一枚物の企画書を書いたり。
Pがいまだカメラの発注をしてないことにイラつく。
怒ったらダメなのはわかっている。
A木と「伊予」へ行く。
伊予ハイボールは濃くて美味しくて280円だ。
怒ったらダメだよね。
怒らないと問題が解決しないときだけ怒りましょう。