どうもこっちの日記(ぷよねこ減量日記)が滞りがちなので、取るに足らないことを書く。
今、これを書いている12月半ばは温かいが、ちょっと前に急に冷えこんだ日があった。
夜、会社から出るとビル街に寒風が吹き抜け、鍋焼きうどんで冷酒を吞みたい、と思った。
その時は叶わず、Bプランのおでんで吞んだ。
だからまだ “鍋焼きうどん吞み” の欲は満たされていない。
イメージするのは…
決して豪華な具がのったものでなくてもいい。
いや、最低限の具があればいい。
生卵は必須ね。
あの甘辛い出汁をすすりながら冷えた日本酒を吞む。
つまみになる安い小さな海老天と竹輪くらいは欲しいかな。
人間国宝の故 桂米朝さんは、鍋焼きうどんで酒を吞むのが好きだった とある落語家から聞いた。
家族亭みたいな大きな店ではなく、老夫婦がやっている町の古びた食堂がいい。
重厚な土鍋ではなく、軽いアルマイトの鍋がいい。
あの安っぽさが懐かしくも好ましい。
山小屋やキャンプ、あるいは北への逃避行、失恋の感傷旅行。
アルマイトの鍋には心淋しい感情がしみているような気がして。
アルマイト鍋のうどんはどこへ行けば食べられるのだろう?
きのう真夜中に発作的に 鍋焼きうどん の映像が動画で脳内再生された。
トシだし、自制心もあるので、自転車で国道へ出てファミレスを探すなんて愚行はしなかった。
でも、いつかこの欲を満たしてやろうと思う。
出来るならこの冬一番の寒波が襲う、冷えこむ夜がいい。
ネットで検索したら、鍋焼きうどんは四国の松山のソウルフードであるとか。
こっそり、鍋焼きうどんを食べにだけ、はるばる松山へ行くのも酔狂。
(2023/12/12)
思い出すに、真夜中に鍋焼きうどん、となったのはNHK「ドキュメント72時間」の
うどんの自販機特集で熱々のうどんを何杯も見せられたせいだと察する。
忘れてました!
去年のちょうどいまごろアルマイト鍋の鍋焼きうどん食べてた。
スーパーで売ってるアルミ鍋のも好きです。