ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

66歳 Popeyeに誘われて京都で食べて飲んでの記録  [2023/11/11記]

ひさしぶりに電子書籍ではないPopeyeをコンビニで衝動買いして、こんな投稿をした。

とにかく京都散歩は季節に一度かかる風邪みたいなもので、済ませておかないと、

メンタルに影響するし、何よりも京都散歩せずに死んでしまったら後悔するだろうと

そわそわして落ち着かない。

で、6日(月)眼鏡堂氏との恒例 “アルザスの陣”に合わせて昼前から西宮の自宅を出た。

自分の身体に京都成分を補てんするのだ。

その成分は何で出来ているのだろうと分析を試みるが、実際に京都を歩いてみないと分からない。

puyoneko2016.hatenablog.jp

 

11月6日(月)

この日は雨だった。

秋雨に洛中を歩くの記、写真にキャプションをつけて書く。

 

四条烏丸から歩き始める。

昼過ぎ、なにか食べたい。

Popeyeに載っていた熱々のあんかけうどんも頭の片隅をよぎったが、まだ冬ではない。

最高のスパイスは寒さなのだとあんかけは却下、一カ月後にとっておこう。

地下の進々堂でサンドイッチもいいかなと迷うが、去年の暮れに行った前田珈琲へ。

そのとき、隣で老人たちが実にうまそうにスパゲッティを食べていたのを思い出したのだ。

雨の室町、オオバコで奥が深い前田珈琲
女性の店員たちはテキパキして気持ちいい。

ランチメニューは終日注文可能みたいだ。

ここから選べます。
一品+ドリンクで850円、二品+ドリンクで1250円
スパゲッティやカレーがミニサイズなのが嬉しい。
でも、高齢者には十分なボリュームです。

ミニミートスパゲッティにしました。味も満足!

 

雨は降り続く。

前田珈琲ではあえてコーヒーは飲まず。

次はコーヒーを飲む場所を探す。

岡本仁「ぼくのコーヒー地図」にあったエースホテルのコーヒーショップを覗いてみる。

ホテルのある新風館は外国人観光客(インバウンド)で賑わっていた。

ここはパス。

Popeyeの「僕が京都でいくところ。」に載っていた小川珈琲堺町錦店へ行ってみた。

小川珈琲の三条店には何度も行った。

広いカウンターと運動神経の良さそうな女性スタッフが気に入っている。

錦市場の近くにオープンした小川珈琲。

ハウスブレンドのダークと木の実とフルーツのパウンドケーキ。
これで1100円、ランチより食後の珈琲の方が高くついた。

 

小川珈琲、この店は接客のスタッフが多い。

男女合わせて5、6人はいた。

研修中の女性もいて、僕のテーブルを担当してくれたのは外国人だった。

昔は通常は外人というとヨーロッパ系がメインだったが、今はアジア系、アフリカ系、

ラテンアメリカ系、中東系、、アジア系でも東アジア、東南アジア、インド系…とバラエティに富む。

担当の女性スタッフはヨーロッパ系で、日本語はそれほど流暢ではなかったが、

僕以外の外国人客には英語とフランス語で接客していた。

まわりを見渡せば…僕以外はすべてインバウンドだった。

隣の4人テーブルは韓国の夫婦2組、どうやら親子らしい。

ここんとこNetflixで韓国映画ばかり観てたので会話の韓国語が耳馴染みがあって映画みたいで面白い。

Kindle paper white で読書
前田珈琲で松本清張の短編「張込み」、小川珈琲では村上春樹の「ハンティングナイフ」

 

雨はまだ降り続く。

京阪三条まで歩き、バス停を探すが17番の洛北方面は見当たらず。

電車で出町柳、叡山電鉄で一乗寺へ。

恵文社書店で30分ほど時間をつぶし、修学院駅近くの銭湯「大黒湯」へ。

風呂上がりで本日のメインディッシュ「アルザス」へ向かう。

眼鏡堂氏はすでに着席していた。

 

Tシャツ短パンのオーナー堂坂氏、いつからこんなカジュアルになったの?
軽やかに注文をとり、軽やかに料理し、軽やかにサーブし、ダジャレで軽やかに去る。
5つのテーブルを一人でこなす神出鬼没のスクラムハーフのよう。
この店の客層は若い。
一乗寺に地元のヤンキーはいるが、インバウンドは見かけなかった。

エチゴビール小瓶から始める。まずはエスカルゴとバケット。

パテは薄くしておきますね、といいながらガッツリ厚切り(笑)

フランスのマスタード、その銘柄で盛り上がっていた。

赤ワインでパテとバケット。

鯖にはマヨネーズ

メインは豚肉のコンフィ、タンパク質と脂質とビタミンBの補給です。

店の壁には女子バレー元日本代表リベロのサインが!
いまは嵐山でクレープ店を出しているとか。