ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2022/07/24 (日)

 

【 07.24 日録 】

午前中はずっとオレゴン州の陸上競技場を観ながら、広瀬アリスのアクエリアスのCMと八村塁と田中将大のリポビタンのCMを観て、中村優子のニッセイのCMを見させられ続けた。マイルリレーで日本が決勝に進出、4継では男女とも本命が敗れるという波乱、やっぱりバトンパスは大事だと知る。一度渡し損なうと0.1秒は確実にロスする。やるべきことは午前中に済ませたい。午後からはやる気の鮮度が極端に落ちて、TO-DOをひとつ済ませるのに朝の倍以上かかってしまう。隙あらば居眠りするし。世界選手権は明日で終わる。やるべきことは明日へ先送りしようと今日もまた のんべんだらりん 宣言。

 

今日も2時から3時過ぎまでソファ(フートン)で昼寝。日記を書いてたら6時過ぎになってしまい、日曜なのでプールも行けない。ロードバイクで西宮ケーソンまで行ってみようと出るもののすでに6時半、諦めて西宮浜の長い帯状の芝地、勝手にハワイにありそうなポイントだなと思っている。ハワイは一度しか行ったことがないけど…。この芝地に名称はあるのかな?、ここの木陰にチェアを組立て、0.5%のビアリーを飲みながら、ドゥビーブラザースを聴く。東良美季さんがブログに真夏にはドゥビー・ブラザースが最高と書いていて聴きたくなった。僕は洗練されたシティポップスとなったマイケル・マクドナルドの時代より、初期のトム・ジョンストンの黒っぽく乾いたアメリカンロックが好きで、ドゥビーブラザースといえば初期のベスト盤に入ってる曲ばかり聴いている。Listen To The Music なんかをご機嫌に歌っているバクストンは自分たちの住んでいるアメリカの半世紀がどうなるかなんて考えてもいなかっただろなと思えるほど突き抜けて気持ちいい。午後7時の西宮浜は、英語でブリーズというのだろうか、気持ちいい風が吹いている。対岸、目の前の会員制リゾートホテルのプールやガーデンには人影がない。たとえ、そのリクライニングチェアに座っていたとしても、僕の見ている風景や感じている風や、飲んでいるビールとどこが違うのだろう。

 

夕餉はリクエストした冷製パスタ。トマトとツナの冷製スパゲッティ、旨かった。夜はamazonプライムで「燃えよ剣」を観てしまう。これまで薩長や土佐の勤王の志士を主人公にしたドラマは観たことがあるが、幕府側や新撰組が主人公の物語は初めてで、同じ幕末という時代でも新鮮だった。大河ドラマの「龍馬伝」では ならずもの集団のように描かれていた新撰組、勤王側と同じように組織内の内ゲバも壮絶なものだったんだなと。その中で土方歳三と近藤勇の関係、そうか、そうだったのかと合点がいく。見終わると世界陸上の35キロ競歩がクライマックス。見ていて息苦しくなるほどのラスト2キロだった。

 

 

僕のドゥビーはこのベスト盤に詰まっている。

大型クルーズ船…ではなく、芦屋浜の会員制リゾートホテル、謎の存在だ。

コピー通りに「時代を追わなかった」土方歳三であった。