ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2022/02/12 (土) PHASE 5️⃣ をリセットする。

東京は雪で騒々しいが、関西は穏やかな冬晴れ、寒さもゆるむ。

午前中、もろもろリセット作業をしながら女子のカーリング中継を観る。

日本対デンマーク、ラストショットで3点奪取で1点差の逆転劇に興奮。

またリセット作業に戻る。

余命3ヶ月システムを取り入れてから今が5回目のPHASE 5️⃣ を生きている。

3月末まで残すところ50日弱、最優先目標のエイジウエイト65キロにはまだ遠い。

いま70キロ台(つい先日プチボーマンで69キロ台になったが)。

65歳の誕生日に65キロ台は絵空事になってしまった。

でも、この期間中にエイジウエイトはマジで絶対達成するという決意はゆるがない。

この意識を再確認する。

今からマイナス2キロ、2月は68キロ台にして終えたい。

節酒、断酒、16時間ファスティング。

今が一番若い。

特に悪いところもない。

奇跡的に(これホント)収入も安定している。

こんなベストコンディションの時にしなかったら自分の意志で減量するのはもう一生出来ない。

なにより残り時間が少ない。

六十代は激変の時代だと想定してきた。

ある日、突然、それは起こると予想される。

あさって65歳になる。

おいおい、すぐに七十だ。

 

夕方、走る。

きょうもアンバーの美しい夕暮れ。

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自宅マンションの玄関から撮影、街がアンバーに染まる。

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河口に水鳥が集まっていた。

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砂嘴、飛び石、かつての石垣とうまくデザインされた夙川河口。

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アオサギとオナガ鴨だろうか。

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芦屋浜の高層マンションに沈む太陽。

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アンバーからゴールドに、琥珀から黄金に。

 

走った後、久々にあしや温泉へ行く。

モール系のとろみのある温泉、芯からあったまるのがいい。

東北の温泉にも負けてないぞ。

夕食はカレーライス、いつもより少なめに、今日も休肝日。

 

トイレ本にしていた2冊をいつのまにか読了してた。

村上春樹「THE SCRAP 懐かしの1980年代」(文藝春秋)

30年ぶりの再読です。2022年に80年代を振り返って、懐かしの…と表してるわけではありません。この本が出たのは1987年で、ちょっとしたシャレでした。Numberに連載されたコラムで、とにかく1980年代ってその前のディケード(10年)比べて軽薄で、でも楽しかったなと思い出すことしきり。僕にとっては新しいものだらけだった1980年代。巻末に村上春樹のオリンピック日記があるのですが1984年のロス五輪です。あのオリンピックから商業化、さらにプロ選手出場可能になり、全てが変わったんですね。春樹氏はまったくオリンピックには興味なさげですが。

 

中野翠「コラムニストになりたかった」(新潮社)
ミドリおばさんによる自伝的コラムであり、貴重な年代記(クロニクル)です。1969年から2000年代まで、本当にいろんな時代があり、多くの人々僕らが生きてきたのは違う惑星だったのでは?とか、あれは全て夢の世界だったのでは?とか半ば本気で思うほど遠い時代。でも、いい時代を過ごせたものだと思う。まだ、終わったわけではありませんが。(笑)

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村上春樹氏も30代と若く文体もちょっとやんちゃです。

 

図書館で予約本を借りてきた。

久々に佐々木譲を読んでみたくなった。

「抵抗都市」や「帝国の弔砲」はあの日露戦争で日本が敗れ、ロシアの占領下にあった

大正時代の日本が舞台というパラレルワールドもの。設定そのものにぞくっと来てしまった。

難しい本は当然のこと、最近エンタメ系の長編小説にも手こずる劣化脳。

読み通せるかな?

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「図書館の子」は短編集です。まずはこれからかな。