アフロ記者改めアフロライターの稲垣えみ子さんは、異国で観光などの名所旧跡巡りや、
グルメを気取ってレストランの名店へ行ったりせず、東京と同じ “普段の生活” をしようと
新聞社を退社して3年後、フランスのリヨンで2週間を過ごした。
当時53歳、東京一人暮らしの普段の生活とは何か?
こう書いてあった。
①日の出とともに起きて白湯を飲む
②ヨガ
③掃除、選択、昼食の下ごしらえ
④近所のカフェでモーニングを食べながら午前の仕事(原稿書き)
⑤家に帰って昼食
⑥別のカフェで午後の仕事
⑦買いもの
⑧家に帰って夕食
⑨縫い物、読書
⑩風呂(銭湯)
⑪寝る
これをリヨンでもやろうという目論見は果たして…?
いうのがこの旅行記ともいえない旅行記のテーマなのだ。
僕も若くはないから、以前のように毎日が移動日で、宿を変えるという
あふれる好奇心にまかせたバックパッカー旅というわけにはいかない。
「普段の生活を異国でする 」
僕も五十代以後は自分の中であたためていたアイデアだ。
さて、どこで暮らそう?
2週間限定、大都市ではなく、中心部ではなく、世界のすみっこみたいな街がいい。
コンサートホールと、図書館と、公設市場と、公園と、個人経営のカフェがある街。
スコットランドのインヴァネス、ウエールズのカーディフ郊外、フィンランドのタンペレ、
コーンウォールのセント・アイブス、カリフォルニアのサン・ルイ・オビスポ、
それを考えるのも愉しみのひとつ。
今は経済的にもコロナ的にも外国暮らしのハードルが高い。
国内でも同じように一週間限定で暮らしてみたい街がある。
10秒で思い浮かべるなら…松江、岐阜、彦根、北九州、松山、高松、呉、酒田…。
でも、そもそもお前の普段の生活って何だ?
続きはまた明日。
思えば、こういう昼ごはんの献立こそが普段の生活のベースにあるのだと思う。
今日も朝昼兼用、11:15頃にいただきました。
揚げたての自家製アジフライが絶品でした。
朝、立ち上げ準備のWEBサイトの校正仕事の〆切りを決めて作業予定を割り当てる。
慣れない仕事で、パソコン作業なので、長時間集中するのはダメージが大きい。
一日一本、1時間限定で毎日というペースで始めてみよう。
9月3日以来の出社。
自宅でパソコン作業(リモートワークですね)はしているが仕事場へは10日ぶりの復帰だ。
ある意味、宣言下にふさわしい暮らし。
ソロキャンとかデイキャンプ吞みとかには出かけてますが。(笑)
編集チェック、WEB記事のアップで4時間半ほど作業をする。
きょうは蕎麦が食べたかった。
ざる蕎麦ではなくて、温かい蕎麦。
昆布ベースの関西だしではなくて、本枯鰹だしの東京だしで。
ならばここしかない、と天神橋商店街へ行く。
迷わず「花巻蕎麦」を注文する。
美味しい。
毎週でも食べたい。
つゆも残さず飲んでしまう。
(塩分が心配だが)
この店は無粋で見せかけだけのアクリル板がないのが嬉しい。
向かいの古本屋をのぞく。
なかなかそそられる品揃え。
普段の生活にも愉しみは多い。
しあわせだということ。
小雨の中、帰宅。
日記を書いて、プールへ行く。
そこまではいいが、「アンナチュラル」の4話を観ながら、
夜更けに酎ハイとウイスキーを飲んでしまった。
誘惑に負けた。
寝る前のアルコールは美味しいけど、確実に目覚めが悪いのだ。
夜に飲むドリンクを考えよう。