きょうは結婚記念日。
1998年の今日、市役所に書類を提出した。
何年目になるのかな?
まだ23年目か、銀婚式まであと2年、それまでがんばろう。(笑)
41歳と39歳、お互いに晩婚だったからね。
昨日一日仕事したからと言い訳して今日は休養日と居直ってダラダラ過ごす。
ダラダラ過ごすのは真夏のデフォルトでありますが。
ダラダラ過ごせる幸運に感謝であります。
早朝から50キロ競歩を見る。
札幌なのだ。
50キロ競歩の選手はこの競技をやっているだけで尊敬に値する。
本当のところはわからないけど、この過酷な運動をすると決めたことのみでイノセントなのだ。
こんな競技をする人に悪い人はいない。
根拠は無いが中継映像に映る選手を見てて思う。
悪いが野球とかゴルフとかの金まみれのスポーツとは違う。
ゴールした選手はほぼ100%泣く。
ことし彼らが泣くのにはもうひとつ理由がある。
五輪最後の50キロ競歩「本当に残念です」メダリストがIOCに異議訴え - 日刊スポーツ
強い口調で思いを伝えたのは、銅メダルをつかんだエバン・ダンフィー(30=カナダ)だった。「IOCは若者が楽しむ競技を求めているが、それはうそ(実際と違う)。小さい男の子、女の子も、ずっと見ていた人がいっぱいいる。(コースは)1キロを使うだけ。それを我々から取り上げてしまった。この話は1時間でもできる」
ダンフィーは50キロ競歩の意味を力説した。
「有名になりたい、金もうけをしたいからやる競技ではない。みんな友人で一緒に苦しむ。我々の体は何が可能なのか、それを知るためにやる。目標を定め、困難に直面し、乗り越える。レースそのものが人生の価値として表現される。50キロの選手は素晴らしいロールモデル。500メートルの移動でも車を使う人がいる。『それなら歩こう』と考える人がいるなら貢献できる」
銀メダルのヨナタン・ヒルベルト(26=ドイツ)も同調した。
「スーツを着ている世界陸連、IOCの人たちはアスリートと話をしていない。我々には意見を述べる機会が十分になかった。50キロは陸上で最も長い距離。それは我々にとって重要な点。私も、なぜ、誰が決めたのかと問いかけたい。我々は最後のメダリストになったかもしれない。最後のメダリストになったのは素晴らしいが、50キロ競歩の歴史が終わってしまい、本当に残念です」
眼鏡堂氏がここ数日発熱中。
発熱やら頭痛やら筋肉痛やらモデルナワクチン2回目の副反応がビビッドらしい。
自分は何もなかったので、なんだか…ちょっと…うらやましい。
ファイザーはちゃんと抗体できてるのか?と疑う。
そんなやりとりをしてたら氏のかかりつけ医のブログを紹介してもらう。
私自身、2回とも痛くも腫れもせず。むしろ接種したとこが痒いくらいだった。「箸と内視鏡しか持てないようなひ弱な三角筋なんかより、鍛えた大腿四頭筋や腓腹筋とか、もっと立派な、仕事してくれそうなパーツが私にはあるのに…」なんて思って打ったからか、効果なし??数日、発熱やだるくて仕事もできない副反応にみまわれる人もいる中、私は、こともなく、普通に翌日も仕事できちゃった…。こうなると「効果あったのかしら?」と現実的に心配になってしまう…現状、最大の予防策といわれるワクチンが反応ないとして、日々発熱患者さんの対応はこの先も不安抱えながらやらねばならないのかな?そんなことを考えてました。(副反応が体が反応している証拠なんて、言われているから、今後、私のような心配に見回れる人は出てくるでしょう…)こういうとき、効果判定の指標になるのが「コロナスパイク抗体」というもの。折しも、提携している検査会社が出来るようになったとの知らせがあったばかり。「ならば私が先見隊に!そろそろ二回目接種後、判定には不足ない頃…」自ら採血して提出。二日後の昨日、結果が来ました。「1710」華々しい陽性!イェーイ! ワクチン効果はしっかりできたことに安堵。「副反応にもみまわれず、抗体を授けたんだから粛々と仕事すべし…」との天の声だとも受け止めました。今のとこ、保険診療ではなく、自費だけど、どういう経過取るのか、興味本位で数カ月毎に測定して経過を観察しようと考えてます。とにかく、「副反応の強さとスパイク抗体価はあまり関係ないみたいよ」というのが、今日1番皆さんに知らせたいことです。スパイク抗体の説明はホームページお知らせ欄に記載します。(こちらも「コロナ関する各種検査」としてリニューアル本日しました)
医師自らが実験台となって証明してくれている。
何なら我もその抗体検査なるものをやってみようかと思った。
近所のクリニックで抗体検査で検索する。
今のかかりつけ医はやってないみたいだけど、あそこは高くとりそうなのでパス。
(ついでに書くと通常の診察や血液検査も他より割高なのだ)
抗体検査の話。
甲子園口のAクリニックは8800円、香櫨園(より近い)のBは4400円。
なんでこんなに違うの?
見ると同じロシュ・ダイアグノスティックス社(スイス)の検査のようだ。
医療費の計算の仕方で違うのだろうな。
近い方、4400円でいいや。
2回目打ってから来週で2週間経つ。
実家への帰省の前に検査しようかな。
「抗体検査陰性です。抗体出来てません」と言われてもそれはそれ、気をつけねばとなる。
あまりにダラダラしてるので夕方走ろうかとも思ったが暑さに出鼻を挫かれる。
かんたんに挫かれる。
せめてロードバイクで風を浴びよう。
日没直後の御前浜は西洋絵画のような色彩だった。
ヒロも泳がない日は夕方の散歩を日課にしている。
日暮れ時は近所の犬の散歩タイムだ。
大型犬が散歩する様子を見るのが無上の喜び。
「きょうモコモコ見た?」「いや見なかったけどダンダンとダンジョリーは見た」
と夫婦でしか通用しない呼び名で大型犬たちを同定している。
きょう僕はモコモコとダンジョリーに会えた。
モコモコは浜を散歩している小型犬を追い回しのしかかって遊ぶ。
飼い主の自転車に乗ったおじいさんはポケットにおやつを忍ばせ、小型犬たちに配っている。
結婚記念日の夕餉。
鮨屋か蕎麦会席へ行こうと思っていたのだけどこのご時世では飲めない。
おいしい(高価な)肉をいろんな種類買ってきて食べ比べしようとなる。
僕は日本酒、ヒロは微アルのビールでステーキディナーを楽しむ。
夜は楽しみにしていた陸上の女子1500m決勝と男子4×100mリレー決勝。
ずっと取材や編集で見てきた選手が出場するのでそれなりに思い入れがある。
1500mの田中希実は中距離では史上初の8位入賞、彼女には驚かされる。
周囲が大騒ぎする中にも淡々とした面持ち、そのクールさが理知的すぎる。
期待と不安を抱いてリレー決勝を観る。
期待は大きい。
けど、金メダルはよほどの偶然が重なる奇跡の展開にならない限り難しいと思っていた。
北京とリオでメダルをとったのでそう思わせたが、各国もバトンパスの重要性に気づいた。
あの遅い日本がなぜメダルをとれたの?と。
もうバトンパスのアドバンテージはない。
もともと走力に劣るのだからバトンでギリギリ攻めないといけない。
おそらく選手たちもそれが実感としてあって、大きな重圧があっただろう。
一走の多田は速かった。
奇跡の金メダルが一瞬目に浮かんだ。
もともと責任のない観戦者ですが。
見返すとリレーのあれはあれで弱者のチャレンジとしてはよしと思って締めくくりたい。