青春18きっぷで一泊二日、各駅停車の旅でした。
行き先は決めていたが旅程はしばらく悩んだ。
2泊にして、津山と鳥取に泊まろうかとも思ったけど天候と疲労を考えて一泊とする。
【行動ログ】
自宅〜[🚲自転車]〜西ノ宮駅6:56発〜[JR西明石行き]〜芦屋駅〜
[新快速姫路行き]〜姫路駅〜[岡山行き]〜岡山(構内でうどん朝食)〜
[伯備線新見行き]〜備中高梁駅〜[カースタレンタカー🚕]〜吹屋ふるさと村〜
(散策、スープカレーでランチ)〜備中高梁駅〜[伯備線新見行き]〜新見駅〜
[姫新線津山行き]〜津山駅 18:31着
津山セントラルホテルアネックス津山城前 泊
運賃 5760円 (青春18きっぷ利用 ¥2280)
出だしでいきなりつまずく。
芦屋から乗り換えた新快速にいつまでたっても座れない。
加えて、須磨あたりから濃霧で新快速なのに鈍行以下に減速して走る。
明石海峡大橋から加古川あたりまでも霧の中。
その間、ずっと立ったままでした。
姫路の手前あたり、先日登った播磨アルプスあたりで霧は晴れる。
姫路に遅れて到着したので乗り継ぎがギリギリになる。
岡山行き普通で座った席は優先シートだった。
ま、二人とも還暦過ぎだからいいか。
霧が晴れた車窓の山々には桜が満開だ。
播磨の春はパステルに彩られている。
網干、上郡、備前と岡山行きは進む。
吉井川と里山は日本の原風景。
これぞ青春18きっぷの旅。
それにしても腹が減った。
9時過ぎに岡山に到着。
岡山駅は都会みたいだ。
トイレを済ませて駅構内のうどん屋で朝ごはんにする。
かき揚げうどんとヒロと一個ずつ稲荷ずしを分け合う。
冷凍うどん(加ト吉?)がうまい。
岡山からは伯備線、黄色い電車が可愛い。
ゆったりと座れて嬉しい。
倉敷経由、車窓から倉敷マスカット球場が見えた。
水害のあった真備町をかすめて総社を経由して高梁川沿いに北上する。
山と川と鉄路、伯備線の風景は素晴らしい。
小一時間、備中高梁駅に到着したのは11時過ぎ。
新しい駅舎、お、図書館が蔦屋書店とコラボしている。
当然、スターバックスもあるぞ。
地方都市に例に漏れず駅前の商店街は滅びている。
歩いて7分のガソリンスタンドへ行く。
初めて使うカースタレンタカー。
軽自動車を6時間借りて3418円、ガスリンスタンドなので給油も楽だ。
高梁川沿いに少し下って何度か橋を渡り返す。
途中から西の山間部へ分け入り、少し高度を上げる。
去年の暮れに行った奥播磨あたりの風景に似ている。
45分ほどで吹屋地区の駐車場に到着。
車は数台しか停まっていない。
トイレを済ませて保存地区へ歩みいる。
岡山 備中高梁の山間部、かつて銅山で賑わった吹屋という集落。
戦前までは赤の染料べんがら(銅山があった)で栄えた町、
今も朱い石州瓦とべんがら格子の街並が残って観光資源になっている。
歩き始めても、なかなか人に会わない。
ゾンビに襲われた町みたいだ。
しだいに観光客がちらほら、みんな普通に歩いて生きている。(笑)
吹屋のスープカレーを出す店で昼食。
野菜がたっぷり摂れるのでヒロは大満足でした。
あっという間に時間が過ぎてしまう。
ちょっと急いで高梁駅に戻る。
当初は備中松山城へ行く予定だったが3時間足りない。
良さげな町で、日帰りだって可能なので、また来よう。
備中高梁から伯備線の旅は続く。
新見行き各駅停車、車窓がたまらなくいい。
3月26日、例年なら桜が咲きはじめた頃なのにほぼ満開。
各駅停車なので何度も特急の通過待ちで停まる。
この時間がいい。
新見で姫新線に乗り換える。
姫新線は非電化、ワンマンディーゼルだ。
夕陽を浴びてディーゼルは東へ向かう。
津山に着いたときは夕闇。
吉井川を渡ると青く浮かび上がった津山城が見えてきた。
コンビニで夕食を仕入れてホテルでテレビを見ながら旅の夜を過ごす。
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借りたのはダイハツの軽 吹屋地区の駐車場は3台ほどでした。