2020/10/08 Thu. Don't Worry Be Happy

読んだ本で得たことを片っ端から忘れていく。

見た映画の内容も配役も監督もあらすじも片っ端から忘れていく。

加速度的に喪失していく記憶、脳にとどまる時間があまりに短か過ぎる。

これは留まっているのではなくて通過してるに過ぎないか。

もとより総積載量が小さかった。

いや、今風に言えばストレージか。

テラやギガではなく120MBくらいしかなかったのだ。

つまり、もはや空きスペースがない。

新たな記憶を刻む容量がないのだ。

人としてスペックが小さかった。

増設は出来ない。

この日記や写真を記憶装置にしている。

いわば外付けのストレージ。

やれやれ。

諦めていまを楽しめばいい。

ポジティブに考えればいい。

「今を生きる」だ。

"The sun was shinning in the blue, cloudless sky.  Seize the day! "

(雲ひとつない青空に太陽が輝いている。今を楽しめ!)

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Don't Worry Be Happy


レイドバックしたこの歌が流行ったのは1988年か1989年あたりか…。

 

 口笛のイントロが懐かしい。

この頃、僕は30代になって、仕事をやめてアイルランドとスコットランドとギリシャを旅した。

ボビー・マクファーリンの Don't Worry Be Happy

歩くようなレゲエのリズム。肩の力の抜けたヴォーカルがいい。

 

   

 

台風接近で朝から雨。

カッパを着て自転車で駅前で走る。

ナレーションを録り終えて早退。

今日は涼しいを通り越して寒い。

レインウエアを自転車の前かごに入れてきてしまった。

デイパックにあるはずの薄手のパーカーがない!

昨日の帰りに着て雨に濡れたので干したままだった。

寒い。

京橋にユニクロはない。

無印良品がある。

ネルの袖シャツを買ってそのまま着た。

ちょうどいい。

リーブルで「ジャズ喫茶ベイシー」を観ようと思ってたが買いもので間に合わなくなる。

移転してルクアイーレに入ったモンベルやスノーピークへ行ったり、蔦屋書店を回ったり。

歩き疲れて大阪駅の時空の広場のカフェで休む。

エスプレッソをダブルで注文すると若い女性店員が、

「これは濃厚なコーヒーでかなり苦いですがよろしいでしょうか?ミルクも入ってませんが。」

と言われる。

こいつはエスプレッソコーヒーを知らない男、と見られたのだろうか?

なにかトラウマを抱えてる人なのだろうか?

単なるマニュアルだろうか?

少々苦い思いで珈琲を啜る。

 

5時過ぎに帰宅。

雨がまた降り出す。

積み残した日記を3日分埋める。

深夜、amazonで「張り込み」の冒頭15分くらいを見る。

1958年の映画で、横浜駅、鹿児島行きの蒸気機関車、扇風機だけの普通席、名古屋、

岐阜、広島、博多、鳥栖、主人公の刑事2人組は佐賀で降りる。

佐賀の風景がいい。

この映画は学生時代に「砂の器」との2本立てで観た記憶がある。

二十代前半だった。

そのときはこの佐賀の街や駅や鉄道を見ても特に感動はなかった。

今見ると外国映画のようで何を見ても面白い。

1958年、僕の生まれたころの日本は世界の中進国で、なんだか魅力的でさえある。

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横浜から佐賀まで夜行列車で行く。人は坐る席がない。「東京駅から乗るべきでしたかね」

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京都でようやく坐ったが、車内は暑い。

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真夏の佐賀、刑事二人はこの街で張り込みをする。