木曜日。
雨は降っていない。
台風は東日本に接近するだけで上陸はないまま消えそう。
栗おこわとソーセージエッグと味噌汁を食べて出る。
ナレ録りはディレクターが編集で不在のため代替ディレクターしました。
字幕放送用のファイル化作業でちょっとトラぶる。(担当者がフォイルの種類を間違えていた!)
SNS更新、OAディスク搬入を終えて作業終了。
尼崎で途中下車、ユニクロで久しぶりに買いものをする。
表がコットン、裏地がエアリズムの五分袖Tシャツとニットのトランクスを2枚。
この秋から冬はもうこれで衣類は買わないだろうな。買う必要がない。
山やキャンプの衣類も売るほどある。
登山やキャンプはヘビーにガッツリでなくてもも30年以上やってれば大抵のものは揃っている。
もちろん時代によって更新してるけどこの春に断捨離してチェックしたら十分な装備でした。
グッズを買うことは快楽のひとつではあるけれどこの秋冬は控えよう。
逆に不要品をメルカリで売る準備をして登山費用の足しにせねば。
ことしは極々近場の山を歩いただけで9月まで遠出はしていない。
10月に山も旅行も含めて3泊くらいで遠くへ行きたい。
ご無沙汰していた常宿にご挨拶する旅にしようと思う。
白馬の「テントキーパー」、伊吹の「ペンションいぶき」、秋田駒ヶ岳の「ビルケ」
白山山麓にある「御前荘」、函館の「じょう蔵」、さて どこにしようか。
阪神のスナパ(スナックパーク)で昼ごはん。
カドヤ食堂の中華そばを食べる。
あっさり醤油味のイメージだが意外に脂分を感じる。
出来れば次は脂を半分にしてもらいたい。
「ようこそ映画音響の世界へ」@MOVIXあまがさき
前回このシネコンで映画を観たとき、観客は僕一人だった。
今回ももしかして?と期待したがすでに2人いた。
僕が座ってから若者のグループが6人ほどどセンターに密集して坐った。
男6人で映画を観るという感覚は理解出来ないが…まあいい。
何かのサークルか、音響関係の専門学校の生徒か、大学生か、だろうと思う。
で、10人ほどでにぎやかに(?)観賞となった。
アカデミー賞でそれぞれに部門賞がある。
主要5部門以外には美術、撮影、脚本、脚色、作曲、歌曲、編集、衣装デザイン、視覚効果…。
その中に音響賞というものがある。
その映画音響の世界を掘り下げたドキュメンタリー映画です。
ハリウッドの映画音響にスポットをあてたドキュメンタリー。1927年に初のトーキー映画「ジャズシンガー」が誕生して以来、常に進化を続けている映画音響。本作では「キング・コング(1933)」「市民ケーン」「ROMA ローマ」など、新旧名作群の映像を使用し、映画音響の世界を紹介。ジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグ、デビッド・リンチ、クリストファー・ノーランら監督陣、「スター・ウォーズ」のベン・バート、「地獄の黙示録」のウォルター・マーチ、「ジュラシック・パーク」のゲイリー・ライドストロームといった映画音響界のレジェンドたちのインタビューを盛り込み、映画における「音」の効果と重要性に迫っていく。
2019年製作/94分/G/アメリカ 原題:Making Waves: The Art of Cinematic Sound
始まってしばらくしたら寝落ちしてしまう。
これはトシだから仕方ないね。(笑)
中盤から最後までは目が離せなかった。
というより耳も離せなかった。
音響効果の世界、面白い!
仕事柄、音声が大切だということは知っていた。
でも、カメラマンと音声マンとだったらカメラを重要視してしまう。
撮影にはファインプレーがあるが、録音にはない。
録れてて当たり前、ミスは許されない。
そんな地味な存在だけど、実はスゴイのだということをこの映画が教えてくれる。
映画の中でアン・リー監督が言っている。
「映画は映像と音のふたつで出来ている」
まさにその通り。
後半はこの画像をベースに説明してくれる。
映画の音は VOICE(声)と SOUND EFFECT (音響効果)と MUSIC(音楽)の3つで出来ている。
それをひとつひとつ分解して教えてくれる。
これが面白い。
会話、役者の声というものもどんなひそひそ声も観客の耳に届くように編集加工しているのだ。
マイクの種類、位置、距離、方向も目的に合わせて使い分けがある。
必要なときはどんな大物俳優だろうとアフレコ(ADR)も必要だ。
それを実際の映画のシーンで解説する。
音響効果の要素にFOLEYというものがある。
フォーリー( Foley )とは - makou's peephole
元々は人の名前だが、お手製の擬音制作のことを指す。
馬の蹄の音、刀がぶつかる音などの他、ロボットが変身する音みたいに現実にはない音を作り出す。
デモ隊と群衆が激突する音はこんな風に作ってたのかと驚く。
AMBIENCE とは環境音、実際に録音した音をいかに混ぜ合わせて雰囲気を作り出す。
「トップガン」の戦闘機の爆音は実物を録音したものではない。
もっと“それらしく聞こえる”ように猛獣や猿の声を混ぜている。
音響のスタッフは細かく分業化されていて、それぞれに名人(マエストロ)がいる。
そして、女性が多いのに驚いた。
とにかく時間と労力がかかるということがわかった。
映画は音のいい映画館で観たいと思った。
予告編が良く出来ていて面白い。